がん

たばこ吸う人の再発リスクは2.5倍に 山形大調査

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研究成果を発表する山形大医学部の吉岡孝志教授(右から2人目)ら=山形市の山形大医学部で2015年12月22日午後1時3分、山中宏之撮影
研究成果を発表する山形大医学部の吉岡孝志教授(右から2人目)ら=山形市の山形大医学部で2015年12月22日午後1時3分、山中宏之撮影

 山形大医学部は22日、がん経験者が喫煙することで再びがんを発症するリスクが非喫煙者の約2.5倍になると発表した。記者会見した同大医学部の嘉山孝正参与は「がん経験者でたばこをやめなかった人は、がんにも心臓病にもなりやすい。一度がんになった人は完全にたばこをやめなさいということ」と述べた。11月発行の日本癌(がん)学会の専門誌「キャンサーサイエンス」に掲載された。

 嘉山参与や吉岡孝志教授らによると、同大医学部が進める一定規模の集団(コホート)を対象にした追跡調査で判明した。2004〜06年に基礎調査をした高畠町の約2100人について、11年に追跡調査をした。

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