平成27年2月21日~26日にかけて、福島県福島市にあります
プロジェクトの事務局の第二回目の除染作業を、
作業員の皆様が行って下さいました。
ある日突然、事務所のポストにこの紙が。そこからスタートです。
[除染の案内の文章]
一回目でははげなかった砂たち、コンクリを車を洗うような高圧洗浄機で流していただいたりと事務所の前に集めてくださっています。
[ふくしま事務局入口前に置かれた除染した土などの一時保管場所]
除染作業は、昨年8月に行われた外壁の除染から続いて二回目。
今回は、庭と玄関前の除染作業を行って下さいました。
放射線量を測り、高い数値の場所の砂利を撤去。
新しい砂利を敷き詰めて下さいました。
[昨年8月に行われた外壁・屋根の除染の様子]
除染で取り除かれた泥や砂利などの除去土壌は、
現在、事務局の入り口前に一時的に保管されています。
仮置き場、中間貯蔵施設が決まり次第、移され、
その後別施設で最終処分が行われる予定です。
2月の冷たい風が吹く中で、作業員の皆さまが手作業で
除染を行って下さいました。ありがとうございます。
ここは、小学生から大学生までの通学路なので皆
除染の皆さんに感謝を込めて通学されていらっしゃいます。
現在、震災が四年が立ちようやく、福島市の事務所のある地域では除染作業を進めてくださっている姿を見ることが出来ます。
福島市のホームページでは、随時、除染の現状をお知らせいただいています。
▼福島県福島市除染課のページ
http://www.city.fukushima.fukushima.jp/soshiki/76/
福島のため、日本のため除染作業を行ってくださっている
作業員の皆様、福島市除染課の皆様、ありがとうございます。
いつの日か、この一時保管が市の仮置き場に行き、
そして、永久仮置き場ができる地域に移動するのを楽しみに
あと何年かかるかわかりませんが、が一時保管されたこの除染の砂たちを
毎朝顔合わせながら事務局は今後発信予定です。
福島市内ではこの光景があちこちみられて除染方法は
建築会社さんによりけりだそうです。
毎日毎日、除染された砂やコンクリをけずってくださり、
街のあちこちでみられる風景にいつも頭がさがる思いです。
故郷を除染して下さりありがとうございます。