ATTO3

Last-modified: 2016-04-04 (月) 20:26:32

概要

 

KSPバージョンは1.0.5

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酸素のある場所でも無い場所でも同じようにVTOLできるスペースプレーンで、なおかつ効率のよいエンジンの使い方を模索したところ
Atomic Ageという核エンジンパーツMODに使い勝手の良い小型エンジンがあったためこれを採用してレイピアを最大活用するコンセプトを目指してみた。
なお他天体に向かうには補給が前提なので注意。
機体名ATTO3はATomicなssTOの試作3号という意味で適当に入力したもの。

使用Mod

必須

  • B9 Aerospace Procedural Parts (主翼・カナード・垂直尾翼)
  • MechJeb (操作補助、無人プローブ代用)
  • Quiztech Aero Pack (RSCジェット)
  • Kerbal Joint Reinforcement (補強)
  • Infernal Robotics (エンジン偏向)
  • Atomic Age (小型核エンジン)

推奨

  • Take Command (緑を最初から椅子に座らせる)

スペック

 

飛行時

重量12.5t
EW5.3t
全長11.5m
全幅9.2m
全高5.0m

着陸時

全高5.6m

機体解説

機体後部

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マニューバエンジンとしてMODの小型核エンジンを2基搭載。

 
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これはRTGの放射性物質を熱核エンジンの熱源に使うという設定のエンジン。
比推力こそ本家より低いものの、イオンエンジンより軽くて推力が大きく、他の電源が不要という面白い性質を持っている。
なお素の状態で連続噴射すると2分ほどで熱が溜まってしまうので今回の機体では一番小さいラジエーターを根本のタンクにつけている。

 

機体前部

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重量削減のため、コマンドポッドやコックピットは使わずにサービスベイに緑を押し込んで操縦させる。
この機体においてはRCS燃料が不要、上記エンジンから恒常的な電力を得られるのでRSCとバッテリーを備えるポッドは無駄だからである。
インテークの下にあるヒンジがメインエンジンの偏向用。
操縦席後部にはFT-L200とFT-L400とMk1Fuselageが重積して存在するが微妙にずらしてあるので個別にクリックして燃料移動が可能。
またドッキングポートとMechJebチップをベイの中からつけたあとオフセットで外に押し出して耐熱性を上げるインチキ技も健在。

 

機体前部2

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ドッキングポートとMechJebチップが視認可能。いくら電源があると言ってもバッテリーがないと電気が使えないので実はMechJebチップが電荷5.0のバッテリーとして利用されている。
またこのチップは緑が中で回って基準方向が狂った時に基準を機首方向に合わせる用途も兼ねる。
なおインテークはXM-G50が1、Ramp Intakeが2つの構成。

 

機体底面

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赤枠が有酸素環境用の高比推力なRCSジェット、青枠が無酸素環境用のVernor Engine。
どちらも垂直離着陸の補助エンジン的な位置づけとなる。
Vernorはアクショングループでレイピアのモードとヒモ付られており、レイピアをロケットモードにしたときのみ有効化される。
ちなみにRCSジェットは無酸素では使えないはずなのだがバグなのかたまに使えちゃうことがあるようだ。

運用

 
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燃料満載時はTWRが1よりわずかに小さいのでメインエンジンの推力が上がったあとRCSを有効化してKを押せば浮き上がる。

 
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飛行はまず水平に300m/s弱に加速したあとその速度を落とさない程度の角度で10000mまで上昇、
10000~20000mをピッチ5度でじっくり加速したあとレイピアの切り替え、核エンジン点火で周回軌道に乗る。
うまく飛ばせばMinmusくらいまでは行けるかなと言ったところだが未検証。
それよりかは燃料補給して有翼機の遊びがいがある大気のある惑星Dunaに向かう

 

大気圏に突入して十分減速したら着陸の燃料消費を減らすため低空でピッチアップにより
高度を保ちつつ空気抵抗で減速。

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動翼では機首が上がらない速度に落ちたらRSCをチョビチョビ噴射して機首上げを粘る。

 

ついに空力が弱まって落ち始めるタイミングで満を持してレイピアを起動。

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このときドッキングポートを基準視点に設定するとMechJebの自動着陸を使うことができ、
さきほどできるだけ大気を使って超低空で減速したので最低限の燃料で垂直着陸可能。(水平着陸なら消費0とか言っちゃダメ)

 

Dunaは重力が弱いのでスロットル20%程度で浮上可能。

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Kerbin→Dunaのマニューバを核エンジンだけでチマチマ行っていれば帰りはレイピアのパワーで一気に周回軌道に入れる。
MechJebのAscent Guidanceでフライトパスを浅く設定するとスペースプレーンでもいい感じに上昇できた。
さらにDuna→Kerbinのマニューバは元々⊿Vが小さいので残った酸化剤を全消費して脱出軌道にできる。
あとは適度に残った液燃で微調整したりKerbinn再突入後に使ったりして帰れる。

クラフトファイル

 

アクショングループ

1VTOLモード
2水平飛行モード
3レイピアモード切り替え
4レイピアOn/Off
5核エンジンOn/Off
 

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