国連総会の侵略の定義決議、安倍首相「参考事項であるだけ」主張
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.05.09 09:00
日本の安倍晋三首相は8日、「(1974年の)国連総会で“侵略”の定義について決議したが、それは安保理が侵略行為を決めるために参考とするためのもの」としながら「侵略の定義は、いわゆる学問的なフィールド(分野)で多様な議論があり、決まったものはない」と話した。安倍首相のこの日の発言は74年当時、日本政府まで賛成した国連総会決議まで“参考事項”に格下げしつつ侵略否定に出たものだ。
彼はこの日の参議院予算委員会で、民主党の大河原雅子議員の「首相が先月末の国会で『侵略の定義はない。その人ごとに、その立場により違う』と話したことは74年の“侵略”についての定義を決議した国連総会の決定を無視することではないのか」という質問に対してこのように答えた。