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宮台真司

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「絶望の時代」の希望の恋愛学単行本（ソフトカバー） – 絵本, 2013/12/25

宮台真司 (著)

17

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非モテ、AKBオタ問題、依存関係、ミソジニー(女性嫌悪)……
「不幸な時代」の男と女を、ミヤダイが斬る!
人間関係と社会に絶望している君に贈る、恋愛と社会の教科書。

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本の長さ

268ページ
言語

日本語
出版社

KADOKAWA/中経出版
発売日

2013/12/25
ISBN-10

404600116X
ISBN-13

978-4046001160
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商品の説明

出版社からのコメント

「生き残るために必要なものとは何か。
答えは〈ホームベース〉を構築する力。
〈ホームベース〉を持つ者だけが、たとえ不利な情況でも
持続的に戦い、たとえ心身の状態が悪くても
戦いに向けた強い動機を維持します。
他人を差し置いて、あるいは他人を出し抜いて、
自分だけ幸せになれると思っている人は、
不幸になる他ありません。」(本文より)

この本は、2012年7月に行なわれたトークイベント「宮台真司の愛の授業2012」の内容をもとにAmazon Kindleストアで発売された電子書籍『宮台真司・愛のキャラバン――恋愛砂漠を生き延びるための、たったひとつの方法』を再構成し、大幅な書き下ろしを新たに加えて書籍化したものです。

『中学生からの愛の授業』、『愛のキャラバン』〜そして『「絶望の時代」の希望の恋愛学』(本書)へと続く宮台真司を中心としたプロジェクト「男女素敵化計画」は、以後「宮台チャンネル」でのトークイベントの放送、ブロマガによる人生相談などを通じて展開されていく予定です。

著者について

宮台真司(みやだいしんじ)

首都大学東京教授。社会学博士。
1959年、宮城県仙台市生まれ。東京大学大学院社会科学研究科博士課程修了。理論社会学の著作『権力の予期理論』で戦後5人目の東大社会学博士の学位を取得。90年代に入ると女子高生の援助交際の実態を取り上げ、メディアにもたびたび登場、行動する論客として脚光を浴びた。その後は国内の新聞雑誌やテレビへの登場をやめ、映画評論家として活躍する一方、インターネット動画番組「マル激トーク・オン・ディマンド」や個人ブログ「ミヤダイ・ドットコム」など自らの媒体を通じて社会に発信を続ける。『日本の難点』(幻冬舎新書)、『14歳からの社会学』(ちくま文庫)、『<世界>はそもそもデタラメである』(メディアファクトリー)、『私たちはどこから来て、どこへ行くのか』(幻冬舎、近刊予定)など著書多数。

登録情報

出版社 ‏ : ‎ KADOKAWA/中経出版 (2013/12/25)
発売日 ‏ : ‎ 2013/12/25
言語 ‏ : ‎ 日本語
単行本（ソフトカバー） ‏ : ‎ 268ページ
ISBN-10 ‏ : ‎ 404600116X
ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4046001160

Amazon 売れ筋ランキング: - 307,585位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 2,941位社会一般関連書籍

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宮台真司

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1959年、宮城県生まれ。

社会学者、評論家。首都大学東京教授。公共政策プラットフォーム研究評議員。東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了（社会学博士）。『日本の難点』（幻冬舎）、『14歳からの社会学』（世界文化社）、『中学生からの愛の授業』（コアマガジン）『<世界>はそもそもデタラメである』（メディアファクトリー）、『制服少女たちの選択』（朝日文庫）、『終わりなき日常を生きろ』（ちくま文庫）など多数。

カスタマーレビュー

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Y

世界の見方が一変する一冊

2022年4月24日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

ここで扱われているのはナンパ・性愛だが、論じられている内容はコミュニケーション全般に当てはまる。〈親への恨み〉がもたらす〈物格化〉といかにして戦うか、その処方箋。

3人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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風見鶏

宮台の集大成

2013年12月31日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

久しぶりに、宮台の本領発揮、って感じの本で面白かった（日本の難点以来かな）。宮台さんがずーーーっと言ってた「性から政へ」の集大成という感じの１冊。第１部に書かれてた「社会への適応＝性愛への絶望」っていうのは、肌感覚として実感できる。この本は「マニュアルを否定するマニュアルだ」と宮台さんは何度も書いてるけど、どうしてもこの本を「聖書」みたいに扱ってしまう自分もいる。側において、何度も開きたい。

15人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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Mr. What's-my-name

可能な限りの女性も読むべき。

2014年1月23日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

私は、正直"軟派"という言葉にかなり抵抗のある中年男性なのですが、この本は宮台氏著ということで、購入しました。
以下、これはその様に非常に頭の固い中年男性のレビューです。それを念頭に置いて読んで頂きたい。
この本、第1部は"この社会を生きる知恵"について書かれており素晴らしかったのですが、"軟派"について書かれた第2部には、全体のほんの一部にではありますが、クエスチョンマークが付きます。
軟派と言えば男性が行うイメージですが、この本は、軟派で引っ掛けたい側の男性と同様に、引っ掛けられる側の女性も読むべきだと思います。軟派の本とは、それ即ちその対策本になり得ますので。双方がこの本の内容を知って恋愛の駆け引きをするというなら、全然文句はありません。
大部分が非常に興味深く為になる内容です。しかし、些細な内容ではあると思うのですが、私にとって同時に非常に危険だと思われる内容が、この本のほんの一部にですが存在します。それが残念でなりません。
前述の"一部の(私が思うに些細である様で実は非常に)危険な情報"についてですが、使い方によっては、凶器にもなり得る程のものだと、少なくとも私は思いました。その意味で、この本は男性のみならず、可能な限り多くの女性も読むべきだと思う。この本、この部分だけを見れば、最悪の本です。
しかしそこはやはり宮台氏であり、この本を只の軟派本には終わらせておられません。少なくとも私は一部問題視する第2部にも、素晴らしい内容を多々書いておられます。
端的にこの本を表現すれば、これは、軟派について書かれた本ではあるけれども、それが同時に"硬派"な恋愛に繋がっています。つまり、軟派な内容だけれども、一人の女性との恋愛にも通じるであろうことが沢山書いてあるのです。時に相手の立場に立って考えたり、時に自分を主張するのを良しとし、例えば、相手を大切に思う誰もが知りたいであろう"相手の性的な本音"を聞き出すテクニックなどについても書かれていました。自分には使いこなせないだろうけれども、その辺は、非常に有意義な情報だと思った。
素晴らしい本、否、しかしやはり、反則的(？)な女性の口説き方の記述が頂けません。宮台氏が、「女性の方はそれ等の手口に引っ掛からない様に。」と注意を促しておられましたが、日本を代表する社会学者さんの本ではあるけれども、果たして真面目で一途な女性の一体何割が、この本の内容を知り、それに対する対策を立てられるのか疑問です。その様な、あくまで私の言葉で言えば、"危険な騙しの手口"を公にしたという点では、非常に価値がある1冊だとは思いますけれども。
全般的には非常に面白いけれども、星3つです。この本が自身の性愛について深く考えるきっかけを与えてくれるとしても、どう読んでも、使い方によっては悪意のある軟派に役立って仕舞う(と私は思う)情報の記述があります。
宮台氏がこの本に書かれた氏の重要視される事項に、「愛する女性の過去などを全て受け入れる器量。」というのがあります。私が、愛する女性の全てを許容出来るとしましょう。しかし、この本のほんの一部にですが実際書かれて仕舞っている危険に思えるテクニックを使って女性を意図的に騙そうとする男性は、確実に存在します。私は絶対に彼等を許容出来ませんし、その点、宮台氏にはもう少し考慮が欲しかったです。

45人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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水天心

年表つけてもっと詳しく！

2014年1月18日に日本でレビュー済み

正直、本のホネであるトークは正直余り面白くない。
１章の恋愛絶望社会日本が非常に面白かった。

闘争権力と世相文化に関連がある、というのは鋭い指摘でなるほど。
今の純愛ブームと自殺は戦前の文化史に近い。
つまり、かなり戦争まっしぐらでヤバい。
そのためにコミュタリアン的文化を育てないといけない、という意見。
ここら辺は、内田樹さんや岡田トシオさん、の「お金がモノをいう社会から
人柄がものをいう社会、そこでコミュニティを形成」へという意味合いで興味深い。

人格の「物格化」という現象について、論じていて物凄く思い当たった。
「西の魔女が死んだ」の利木香歩さんが「インジャ」という言葉を用いて
性風俗で騙されて動けなくなってしまった女性について意見されていたが、
そういうキャラを求められて「人をモノ」扱いする傾向は特にここ最近酷い。

たしかにそういう意味で一読必見。

ただし、アタマをやられすぎるので佐藤優さんや藤沢和希さん、内田樹さん、
岡田トシオさんも読んでおくとバランスが取れます。

追記：
マニュアルの否定について、ハタと思った。
マニュアルとは「分断である」という指摘は新自由主義的合理性とは分断化
（分割化して作業するほうが簡略・単純化されるので効率があがる）っていうことだが
怖いね。人間は分断化できないし、本来してはいけない。

12人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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勝沼悠

自身の性愛について真剣に考えるきっかけを与えてくれる一冊

2014年2月15日に日本でレビュー済み

　宮台真司とカリスマナンパ師達の対談を収めた電子書籍「愛のキャラバン」を加筆して書籍化。
　（レビューにはこの本を教科書とした講座の感想も入っています）

　この本はどうやったら女の子を落とすかなんていうものではない。
　この本が語っているのは異性と非日常的な体験をして意識を別の状態に持っていくことの重要性だ。だからかわいい子じゃなきゃダメだとか、処女じゃなきゃダメだなんて問題外。相手は所有物ではなく、共に変性意識を得る為のパートナーなのだ。
　断れたらどうしようなんていうのもおかしい。性愛のない人生こそが本当に怖がるべきものだ。
　このへんの男の子が恋愛に対して抱いてしまいそうな妄想をしっかり打ち砕いてくれるのが気持ちいい。
　ナンパやSEXについて書かれた本だが、恋愛、人生を考える上でも重要なことが多く書かれている。
　
　正直に告白すると、講座に参加して変性意識がもたらされた（？）というかとても高揚した。
　自身の性愛について真剣に考えるきっかけを与えてくれる一冊＆講座だった。

22人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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Rennai-Addict

期待はずれ！

2014年1月20日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

抽象語の羅列で、生きた恋愛の姿や恋愛への知恵が全然見えてこない。共通理解のない若者語や空疎な学問的専門語を羅列して言っている内容が分からない。かっての浅田彰のような虚しさを感ずる。お金の無駄使いだった。残念！

27人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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ベイトソンのイルカ

自己の溶解

2014年6月24日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

本書には、編者も含めて、「カリスマナンパ師」が登場し、ナンパの極意のような「ご託宣」が述べられている。
しかし、そもそも、ナンパは自分だけではできないことを忘れてはいけない。
ナンパの対象となる女性との関係のなかに、可能になるのである。

したがって、半分以上は相手しだいである。
そもそも、極意を必要としないことも多いだろう。
むしろ、極意をマニュアルのように使うなら、逆効果であろう。

ナンパの成功は、恋愛、あるいは女との一体化である。
その多くには、満足が得られないこともある。
女性の多くは、ナンパされることを嫌うというデータもある。

ナンパに時間とエネルギーを注がなくても、女は来る。
ナンパなんかしないで、ぼんやりしていれば、あるいは女以外の何かに没入していれば来るのである。
もちろん、必ずしもそうでないこともある。

望ましいのは、気がつけば女に支配され、女と一体化している状態である。
そこでは、「変性意識状態」の場となるような自己をも喪失するように思える。
すなわち、その機会あるたびに、自己が溶解すればいいのである。

9人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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skinheadmama

男の利益と女の利益は違う!?

2014年4月14日に日本でレビュー済み

"NO SEX,NO LIFE"

このように思い詰めてしまうのは、若年層を除けば、男性だけではないでしょうか?

若者組や娘組が消滅して久しい現代において、歳の差婚が増えてしまうのは仕方ないというか、当然の現象でしょう。キモチワルイですけどね。

女性が護身のために本書を読むべき、と書いておられる、男性の鑑のような方がいらっしゃいますが、確かに正鵠を得ています。
インテリくずれの女衒がマニュアルにしそうな本です。

このジャンル初心者の若者にはお勧めですが、自分的には立ち読みで充分でした。
女性が性的トラウマから立ち直るための治療として、模擬男根をつけてパートナーを犯すプレイが効果的、と書かれていましたが、大いに疑問です。

19人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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