最近になって、安倍首相の「元気の良い」言動が目立ってきています。
内閣支持率の高さに自信を持ってきたのかもしれません。
「侵略という定義は定まっていない。国と国の関係でどちらから見るかでも違う」(23日参院予算委)
「国のために命を落とした英霊に尊崇の念を表するのは当たり前。わが閣僚はどんな脅かしにも屈しない」
(24日参院予算委)
「(憲法は)真の独立を取り戻すために作り直す必要がある」「参院選で堂々と96条改正を掲げて戦うべきだ」
(23日参院予算委)
ミサイル発射の脅しなど北朝鮮の挑発的な動きに対して結束して対応すべき時だというのに、
一体、安倍政権は何をやっているのか・・・。
アメリカのケリー国務長官は中国や韓国、日本を回って対応を協議し、韓国は日本への外相派遣を取りやめ
て中国との協議を行っているのに、日本は韓国とも外相会談を行えず、中国には閣僚さえ派遣できません。
3国の首脳会談などは、当面、望めません。日本だけが、蚊帳の外に置かれているという形になっています。
歴史に対して誠実でなく、過去の誤りを直視できないような政治家が一国のリーダーとしていかにふさわしくないか・・・。