AF追従で世界最速となる約20コマ/秒の高速連続撮影速度を実現
ニコン、フルHD動画も撮影できる一眼ミラーレスのエントリーモデル「Nikon 1 S2」
2014年05月14日 16時23分更新
ニコンイメージングジャパンは5月14日、レンズ交換式カメラのエントリーモデル「Nikon 1 S」シリーズの最新モデル「Nikon 1 S2」を発表した。6月から販売予定で、価格はオープン。
Nikon 1 S2は、重さ約190g、厚さ約29.4㎜のコンパクトなボディーが特徴。優れた動体捕捉性能をうたい、AF追従で世界最速となる約20コマ/秒の高速連続撮影速度を実現しているという。高速AFや高速連写、シャッターボタンを押した瞬間の前後10コマを1秒の間に連写して、その中から残したい画像を選んで保存できる「お気に入りフォト選択」などの機能により、被写体の動きや一瞬の表情をとらえられる。
有効1418万画素のローパスフィルターレス仕様で、「スーパーハイスピードAF CMOSセンサー」と新画像処理エンジン「EXPEED 4A」を搭載。また、新しいノイズリダクション機能により、ISO 12800(NR)の高感度設定での撮影の際には、4枚の画像を連写、合成処理し、低輝度でもノイズが極めて少ない写真を撮影できるという。
フルHD(1920×1080ドット)画質で最大約10分間の動画撮影が可能。ボディー内に動画用の電子手ブレ補正(VR)機能を搭載し、HD動画やモーションスナップショット撮影時の手ブレを補正する。また、通常の動画を4倍速で撮影する「早送り動画」、1秒ずつ動画撮影とカットを繰り返すことで、芸術的な表現を実現する「ジャンプカット」、SNSに投稿しやすい4秒間の動画を撮影する「4秒動画」など、新たに3つの動画撮影機能が加わっている。
カラーはブラック、ホワイト、レッド、イエローの4色。