大森インプラントクリニック松元教貢歯科医院腫れ痛みなく早く、骨不足でも骨ができて直ぐに歯が入る幸せのブログ

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歯はあなたの人生を守るんです。

2016年03月24日 | 患者さんの知らないンプラント業界の話

遊離端義歯、総義歯もそうだけど、その状態で顎堤変化なしで長く使用させ続けるのって、非常に難しい、と本音で思います。

実際、自分の患者さんで20年症例とかもありますし、師匠の患者さんでは30年、40年も拝見させていただいて、長く行けるモノなんだな、とも思ってはいます。

でも、噛もう=噛み締めよう、咀嚼しよう=ギュートギュート食べ物をし続けよう、と言うのが習い癖に成ってしまっている方は、まず無理と明言します。

咬合力、人がモノを口に入れて挟み込む力は、自傷力にもなることを、幼い頃からキチンと教育して、持っている能力を最大限を超えてまで使わない、と言う習慣を身に付けないと、歯も顎堤も守られない、と言う結論に、私はここ最近漸く到達しました。

実にシンプルで単純な真理ですが、素晴らしい後輩である吉田渉先生に教えをいただいて、これが最後の解決策なんだ、と確信しました。

歯科の病気は、虫歯、歯周病、顎関節症、と言われて来ましたが、第4の病気で過大咬合習癖、と言うモノも大きく取り上げないといけない、と思います。

これ以上の話は、吉田先生に譲りますが、咬合力のコントロール、あくなき食への欲望を人は捨てないといけない、と言うことも明言したい、と思います。

何でもかんでも好きなモノ、美味しそうなものを追究することで、歯や顎堤に掛かる負担を軽く考えない。
これは、今後長生きする人類の時代に成って、重要視しないといけない考え方だ、と思います。

そうでないと、逆に終末期が近くなって、ドロドロ食とかになったりして、残念な締め括りに成ってしまう、と思うのです。

インプラントと言う、素晴らしい代替え品を人類は見付け、手に入れつつありますが、実はそれとても過大な咬合力の前には、果たしてどうなるのか?は今後の宿題、なんです。

私は良く患者さんにお話するのですが、あなたの歯が人生の尽きる前に尽きてしまったら、あなたの人生は終わり、かも知れないです、でも、人生が尽きるまで歯が尽きないでいてくれたら、あなたの人生は終わらないのは約束出来ます、と。

インプラントでも、良くどれだけ持つのですか?と聞かれますが、あなたの歯が持つのと同じ位、と考えて下さい、手入れが悪くて歯周病とか、噛み潰してしまうようなら、インプラントも同じ運命を辿るでしょう、歯が残せるメインテナンスちゃんと出来るなら、インプラントもちゃんと残るでしょう、と。

口腔内の病気は、ほぼ日常生活習慣病なので、患者さん自身が意識して真面目に取り組まれるか否かで、相当の差が出る、と正直にお話しています。

そこを逃げる方では、駄目でしょうね、とも。
で、そこで逃げると、後の人生の締め括りの時に付けを支払わされることになるでしょうね、と。

口腔への取り組み方って、何か人生そのものの取り組み方に凄く共通するものがある感じがします。

そこに関われる、我等の仕事って、凄い価値が高いんモノなんでは、と私は師匠の薫陶もあり確信しております。

又生意気な物言いして、と叱られるかと思いますが、本当にそう思うんです。

お口の中に関心持つことで、自分の人生を守る、と言う新しい価値観を、一所懸命にお伝えして行かなければ、と明言して締め括ります。



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