造船各社、受注目標引き下げ 上期輸出、円高で半減
造船大手が今年度の受注目標を引き下げる。住友重機械マリンエンジニアリングは今年度の受注目標を半減。三井造船も目標達成は難しいという。日本船舶輸出組合が13日まとめた4~9月の輸出船契約実績は約308万総トンと前年同期比で56%減少。世界景気の減速で船舶市況が冷え込む中、円高のハンディを背負う日本メーカーが韓国、中国勢に競り負けるケースが増えている。
2010年の世界の船舶受注シェアは中国が44%...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り608文字