埼玉のおじいちゃん社長不動産コンサル奮闘記

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食べて行けない年金をもらっても!?

2016-09-10 09:48:42 | Weblog

平成26年6月16日に年金が1,988,300であまりにも低かったので間違いではないかと日本年金機構浦和事務所に行き聴いたのですが間違いは無いとの事でがっくりしました。呈示された(被保険者記録照会回答票)書類によると、S30.1.1~37.2.12迄の帝国ホテル勤務時代85ヶ月の厚生年金加入とS37.2.2~39.2.21迄の市川産業(株)時代の24ヶ月は良かったのですが、市川産業(株)を退職してからは、日本の国では国民皆保険制度が開始されていたのですが、個人経営の丸和不動産では約5年間は無年金でしたし、円満退職し独立してからの5年間は父ちゃん母ちゃんカンパニーで年金加入どころではなく、6年間が過ぎ、S50年4月からは他人を雇用するように成り国民年金加入もして無ければ、雇用も難しくなり、S50年4月から国民年金適用の会社となり、S62.4.01から株式会社市川不動産も厚生年金加入会社となりましたが、H11.5.22で65歳になり被保険者資格喪失届けにより未払い扱いで、H14.4.1~16.5.22は国策により年金加入年齢延長により復活したわけですが、国の制度が有るのに未加入の年が約11年ほど有り、それは保険料未納扱いで合計では35年半年金を掛けたのに200万弱しか支給がないのですが間違っていないとの事でした。

 しかし、年金額1,988,300から後期高齢者医療保険570,000と介護保険も受けてないのに介護保険料137,000円が差し引かれ1,281,300で間違いないと言われてもはいそうでうかと素直に返事できない気持ちでした。2015.6.30東海道新幹線のぞみ1号車で焼身自殺をした人と同様の年金しか支給されない計算となり、生活保護者より少ないのに怒りを覚えました。

 これでもS48年には長者番付けに乗ったことがあり、税金は他人よりも多く支払わされて方だと思っていますが、当時は1,200万を超えただけでしたが、高校の友人が東大や一流大学を出て一流企業に就職しても年収200万位でしたから、俺もやればできるじゃないと思いましたが、これが2~3年も続いていたら大変な事になっていたかも知れません、がその年の税金が800万来て、とんでもない税金だと思いましたが、国民の義務だと思いはらいました。半年もすると予定納税として今度は400万の請求が来てビックリしました。税金を払った後だったので他にも少しは使っていたので、更に税金を払うお金などありませんから、銀行に相談すると税金を払うのなら幾らでも貸しますと言われましたが、寄付をしてくれてと多方面から言ってくるわ、大変でした。

 結局残ったのは、記念に買った長者番付という本だけでした。そして中小企業にも源泉徴収の義務を負わせ、戦後1949年米国からシャップ使節団が来日し(タックス・イーター4頁)、税制指導をしたおりに源泉徴収は仕方ないにしても年末調整までセットで義務付けるのは悪しき事だから早く自主申告にするように勧告したにもかかわらず大蔵官僚は自分に都合の良い制度はそのまま残しているので、国民が骨抜きになり、税金の行くヘを最後まで見極めなくなり、税金の無駄使いが後を絶たないとの事だそうです、米国の様に自主申告にすると、国民の目が届くようになり、無駄使いも減るようですが、戦後の悪しき習慣は、不動産の明け渡しの際の家主に対する正当性の事由の様にそのまま残り,官僚の言うなりにしかならない、族議員が多数いてどうにもならない現実に嫌気を感じる毎日です。

 大蔵省主税局を退官した、志賀櫻著「タックス・イーター」の3Pには給与に関する源泉徴収制度は1940年に導入された。年次から明らかな様に戦時に於いて徴収効率よく、かつ確実なものとするために導入された制度である。源泉徴収制度そのものは先進国にも見られるものだが、これに加えての「年末調整」の制度は戦後の混乱に紛れて作られた制度である。1949年、アメリカからシャウブ使節団が来日して勧告を出し、税制面からの民主化が図られた。シャウブ勧告では、年末調整の制度は早期に廃止すべきであるとされていたが現在に至るまで生き残り、機能している。と記載されています。

 年金がこんなに少ないと困るのでどうしようかと考えていた矢先、今まで当社にご主人を亡くした後所有地を駐車場として管理を依頼して下さっていた、家主の0様が市川様うちの駐車場の土地をお宅で買ってくれないか知ら?と来られ、お宅で駄目なら専任専属媒介契約をするのでお宅の仲介で売って下さいと依頼され、どうしたものかと迷いましたが、賃貸マンションを建てたら採算が取れないか検討する事で、積水の営業マンのM氏に頼んで試算してみたら、我々夫婦で頭金8000万と雑費500万用意して、借り入れ1.8億をして、土地1.1億と建物1.46億で合計2.56億で35年で最初の10年間は金利1.2%の固定ローンを組んで毎月約95万の収入が有り、毎月返済52.6万を支払っても手残り約37万で年に440万の年金の底上げが出来ることが分かり、地主様に500万の値引きを交渉しOKして貰い、銀行ローンも交渉が出来、積水のM氏にも骨折ってもらい、4/9にやっと地鎮祭までこぎ着けました。それから5ヶ月やっと竣工検査も終わり、昨日より3日間内覧会が行われています。

 昨年からやって来た相続コーデネーター実務士の研修で得たノウハウも役立て何とか次の道が開けたことにホットしました。とにかく我が国は厚生・共済の年金制度改革とやらは行われても、生活保護より低い国民年金改革には手を付けず先送りして、そのくせ国民年金は基礎年金だと呼び、アベノミックスもここに来て息切れしそうな感があり、食べて行けない国民年金をそのままにして選挙にばかりうつつを挙げ、大手企業にのみ媚びても庶民を置き去りにしては、自民党の一党独裁も早晩消えて行くのでは?と情けなくなるのです。

(株)市川不動産


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