大阪北部地震

循環器病センターで電気遮断 人工呼吸器患者ら75人

 大阪府北部で震度6弱を観測した地震で、厚生労働省は18日、国立循環器病研究センター(大阪府吹田市)で非常用電源が水没し、電気やガスが遮断されたことを明らかにした。水漏れもひどく、病棟に入院中の患者が退避しているという。

 厚労省によると、同センターには、電気が必要な人工補助心臓使用の患者が20人、人工呼吸器が必要な患者が50人、人工透析患者が5人いる。大阪府が自衛隊に給水車や電源車を依頼中。集中治療室にいた入院患者を近くの救命救急センターへ搬送した。

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