仕舞いには「・・・兎角手放(てばなす)のが否(いや)と見えて 夏になつたらノ秋が過(すぎ)たらのと 頓々(とうとう)仕舞(しまひ)は大不出来(おおふでかし) ・・・ (松亭金水、『閑情末摘花』) なんであれ、決断がつかず先延ばしをすると、最後は、まあろくなことにならず、大失敗のしくじりを見るか。