飴 | 拾い読みあれこれ

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きょ~も適度に息抜き、よいかげん。ゆっくり歩いて遠くまで

熊平「その銭儲けのある中で銭にならねえおら達の仲間、飴ん棒でも仕方がねえ、此の煙管と取替へてくんねえ。
(黙阿弥、『黄門記童幼講釈』)

権力者は国民に飴をしゃぶらせてその地位を確固としたものにするようだ。国民などいくらでも騙しようがあるかのごとく、今度は増税だ。飴ももらえん人間は、たばこも値上がりするようだから煙管を飴に変えてしゃぶってみるか。