生き物を飼育する人にはぜひ読んでもらいたい本。
飼育を通してさまざまなことに直面しなければ記述できない内容が豊富。
一つの目新しいメッセージを読める。
とにかく生物の飼育者には読んでほしい本。
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生き物を飼うということ (ちくま文庫) 文庫 – 2005/7/6
木村 義志
(著)
- 本の長さ351ページ
- 言語日本語
- 出版社筑摩書房
- 発売日2005/7/6
- ISBN-104480421289
- ISBN-13978-4480421289
登録情報
- 出版社 : 筑摩書房 (2005/7/6)
- 発売日 : 2005/7/6
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 351ページ
- ISBN-10 : 4480421289
- ISBN-13 : 978-4480421289
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,133,436位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2014年8月15日に日本でレビュー済み
たぶん、ソコソコの田舎で育った人なら、子供の頃にオタマジャクシだのカブトムシだのを飼ったことが1度や2度はあるんじゃないだろうか?
そんな懐かしさから、この本を手にとってパラパラと前書きなどを読んだのだが、すでにそこから面白くて、買って一気読みしてしまった。
基本的には昆虫、両生類、爬虫類の飼い方なんかが書いてあるのだけれど、実は著者の飼育についてのエピソードや、親しみやすい口調と、独自の視点で語られる「飼育:ヒトと生き物の関わり」についての思想が最大の魅力だったりする。
なんたって、著者は飼いヘビにエサもろとも腕を呑まれつつも、それを冷静に観察し、ジャングルで大ヘビに喰われる生き物の気持ちにまで思いをめぐらせたりしているのだ(ステキな人だ!)。
ときどき爆笑しながら、タイトルどおり「生き物を飼う」という行為について考えさせてくれる本。
読んだあと、少しだけ幸せになれました^^
そんな懐かしさから、この本を手にとってパラパラと前書きなどを読んだのだが、すでにそこから面白くて、買って一気読みしてしまった。
基本的には昆虫、両生類、爬虫類の飼い方なんかが書いてあるのだけれど、実は著者の飼育についてのエピソードや、親しみやすい口調と、独自の視点で語られる「飼育:ヒトと生き物の関わり」についての思想が最大の魅力だったりする。
なんたって、著者は飼いヘビにエサもろとも腕を呑まれつつも、それを冷静に観察し、ジャングルで大ヘビに喰われる生き物の気持ちにまで思いをめぐらせたりしているのだ(ステキな人だ!)。
ときどき爆笑しながら、タイトルどおり「生き物を飼う」という行為について考えさせてくれる本。
読んだあと、少しだけ幸せになれました^^
2014年10月22日に日本でレビュー済み
こども時代から現在までつねに生き物を飼い続けてきた著者、ついにはそれで生計をたてるまでにいたった。
サブタイトルに"クワガタムシからニシキヘビまで"とあるようにおもに昆虫から小動物、爬虫類、両生類の飼い方をレクチャーしている。
が、実際おもしろかったのは生き物大好き少年時代の体験を綴った前半部分だ。
昭和40年代のこどもたちの情景がまざまざと蘇る。
昆虫や小動物と接する機会が減ってしまったいまのこどもたちは本当に不毛でかわいそうだ。
サブタイトルに"クワガタムシからニシキヘビまで"とあるようにおもに昆虫から小動物、爬虫類、両生類の飼い方をレクチャーしている。
が、実際おもしろかったのは生き物大好き少年時代の体験を綴った前半部分だ。
昭和40年代のこどもたちの情景がまざまざと蘇る。
昆虫や小動物と接する機会が減ってしまったいまのこどもたちは本当に不毛でかわいそうだ。
2005年9月7日に日本でレビュー済み
心に染み入る本です。
単行本(『机の上で飼える小さな生き物』)も良かったけれど、筆者が新聞などに書いた「なるほど」と思わせるコラムを追加してグッドバランスな一冊になった感じです。その意味でこの新たな表題は正解かも。
単行本の表題のままだと、初心者からはありがちな「飼い方」の本と思われて「誤解」をされたかも知れません。(その分、少しでも小動物を飼った経験のある人は「おお、久しぶりに何か飼ってみるか」という気持ちになること請け合いです)
我々が小さな生き物に抱いている「固定観念」を、さりげにひっくり返してくれる淡々としたカジュアルな文体も快感です。
単行本(『机の上で飼える小さな生き物』)も良かったけれど、筆者が新聞などに書いた「なるほど」と思わせるコラムを追加してグッドバランスな一冊になった感じです。その意味でこの新たな表題は正解かも。
単行本の表題のままだと、初心者からはありがちな「飼い方」の本と思われて「誤解」をされたかも知れません。(その分、少しでも小動物を飼った経験のある人は「おお、久しぶりに何か飼ってみるか」という気持ちになること請け合いです)
我々が小さな生き物に抱いている「固定観念」を、さりげにひっくり返してくれる淡々としたカジュアルな文体も快感です。