3/5,6 一泊二日の円坐の回想

2016-03-07 |

一泊二日の円坐の守人のぼくは、リレーのアンカーに似ていた。 必ず最後の者として、バトンはぼくに回ってくる。 僕にできることといえば全力で走り切ることくらいで、バトンがぼくに渡された時点でほとんどのことは決まっている。 ゴールテープを切るのはぼくだけど、それぞれの走者が、...

小林健司の円坐 まるネコ堂一泊二日  を開きます

2016-02-12 |

昨日の円坐は無事に開かれて終わりました。 続けて大谷さんと3月の末に宿泊の円坐をやります。

純粋性を守る人としての円坐

2016-02-05 |

こんど出す雑誌というか冊子に載せる原稿の締切が2月1日だった。編集者のフィードバックを恐る恐る受けて、今はその修正を残すだけ。

一年前のじぶんと今のじぶんと円坐

2015-11-27 |

一年前に書いた円坐の案内文を読み返す。(下部に転載) 今から見れば、書きたいこともよくわからないまま 勢いに任せてなんとか心の内を言葉として固めたような、 幼さのようなものも感じられる。

無関係存在論

2015-10-03 |

  「人間が自由になるとき、その者同士は図らいを越えて見事な調和を奏でることを知った。」(「 studio CAVE 大阪 秋から冬の円坐  ご案内」より引用) フェンスワークス の田中聡くんのこの言葉には、人間がたった一人の存在だということと、人が関係性を意識する集団だ...

「二泊三日 まるネコ堂の円坐」を開きます

2015-10-01 |

みおちゃん の案内文になんとか応答しようとして書いた案内文。 先日、 「読む書く残す」の講座 でぼくの書いた案内を読んでもらったけれど、 今のところ、この文章がぼくにとっての円坐を表現したものとしては 最先端にある言葉。縦書きというデザインも気に入っている。 ...

10日間の円坐の案内に寄せて【「一人」であること】

2015-06-17 |

東京物語は今日はお休みです。 フェンスワークス のメールニュースで冒頭に文章を書いています。 メールとして送られるからなのか、 毎回自分なりに快心の文章を書いたつもりになって送り出しています。 毎回、これをブログに載せられないのは残念だな、 と思いながらメールニュー...

「大阪 春から夏の一日円坐」をポツポツと開いていきます。

2015-03-30 |

この前に書いた案内文について、 いろんな反響をよせていただき、 それがプレッシャーになって、 なかなか書くのができなかった。 前回掲載した東山の和室の円坐 で、 大谷さんが案内文に書いていた「飽きた」 という言葉は、 この案内文を書く過程で見つけたもの。 ...

「大阪 冬の一日円坐 1月〜3月」やります。

2015-03-05 |

初めての手書きイラスト。 ヘタでも、自分の言いたいことが図解できるのはいい。 この案内に書いているところの、 「生きていく(行く)」ことと「死んでいく(行く)」  ことは、同じ意味を持っている。 どちらも、行く、というぼくの行為を指しているが、 生から語る...

組織の中での円坐のお仕事

2015-02-21 |

坂の多い街には 坂の多い街の風土がある。 年が明けてから、何度もじぶんで円坐を開いているが、 たまに、組織の中に呼ばれて円坐をすることもあったりする。 組織の中に入って円坐をすると、 その組織の中に醸成されている文化というか気風が コミュニケーションの型に...

円坐とは、生きている輪郭をはっきりさせる時間である

2015-02-13 |

ぱーちゃん のこの記事 「無い」ことによって初めて可能になる「触り直し」 「ウハァー・・」というため息がでるほどよく書けている。 これは悔しいという感覚と、 これほどの精度で言語化してくれたことで じぶんだけでは絶対に見れなかった視界を得られた喜び、 その...

森洋介にきく その6

2015-01-19 |

源流はずっと目の前にあった 小林: ここまで聞いていて、非構成の源流と言ったときに、いわゆるエンカウンターグループというカール・ロジャースが作ったものが元になってるのは間違いないんだけど、それ自体を引き継いで、ロジャースの意思を受け継いでいるという気にはなれないという気がして...

森洋介にきく その5

「カウンセリングワークショップ」と「円坐」の質感 森: くにちゃんがやってた場もいろいろ名前は変わってて、20年前くらいには、カウンセリングワークショップという名前を使ってた。世の中としても、カウンセ リングワークショップと名前がつけば、いわゆる非構成のエンカウン ターグル...

森洋介にきく その4

たんに“構成しない”だけで「非構成の場」にはならない 小林: 今から一時間は非構成の源流を辿る座談会として、森洋介に聞くというタイトルで行っております。今から一時間、お聞きいただければと思います。 普段考えていることを言葉にするのは難しいことなんですが、こうやってインタビ...

森洋介にきく その3

2015-01-18 |

くにちゃんの第一印象は、「あれ、この人聞く気あんのかな」っていう。笑 小林: なんか、直接会って感じてるもの、佇まいとか、それを刻んでる。その、刻まれた感じみたいなのを聞きたいんだなーというのを今思った。何を教えてもらったのかっていうことじゃあないんだなと思って。その“刻み...

森洋介にきく その2

2015-01-17 |

「ひとつひとつ大事にして、生きてる感じがものっすごく伝わってくる。 」 小林: なんどか? 森: そんなに多くないよ、僕の記憶に残ってんのは2回くらいしかないな。 ほんで、西光先生の書いてる本を読んだりして、なにかの講座とかも出てるな。それから、あるとき大学を歩いてた...

森洋介にきく その1

2015-01-16 |

「なんやろこの“静けさ”、みたいなのが、すごく印象に残ってる。」 小林: 今日はモーリーに、西光義敞さんとか、くにちゃん(橋本久仁彦さん)とか、これまで出会ってきた人のことを聞かせてもらいたいなーと思ってます。    森: 20年前やね。(笑) 何でそこを確認したいの?...

非構成(円坐)の源流を学ぶインタビュー 〜森洋介にきく〜

2015-01-15 |

ぼく(小林)が大学生のころ、モーリーはパーソンセンタードアプローチの国際フォーラムの準備を手伝いながら、そこで西光義敞さんの話を聞いていたらしい。 その何年も前に、まだ龍谷大学の学生相談室にいた橋本久仁彦さんに、カウンセリングを受けて、沖縄で開催したキャンプに一緒に行って、...

「立ち止まる時間をつくる」という仕事のレポート

2015-01-13 |

昨年末に書いた記事( 「立ち止まる時間をつくる」という仕事  ) を、1月頭に2日間濃密にやってきたのでその記録をこちらにも残しておきます。 会場は雪景色でした。 場所は、京丹後の宮津市というところ。 野外活動施設を営んでいる職員さんとの円坐でした。 (円坐...