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『21世紀の戦争論』(半藤一利・佐藤優)を読んで歴史のお勉強です

2016年06月21日 | 世間話し
『21世紀の戦争論』をアマゾンで買い求めました。

タイトルが気になったのと、あの“半藤一利”と、あの“佐藤優”の対談と云う事が、気になったのです。

半藤一利さんと云えば、昭和戦争史?の第一人者?、佐藤優さんと云えば、裏事情的?、情報戦的?国際情勢分析の第一人者?

それにしても、礼儀正しく?紳士的な半藤氏と、外観的にも、主張にも、かなり、かなり、異なる、怪しさを漂わせ、また、それを売り物?にしている佐藤氏の対談はそれなりに気になるのでした。

冒頭から、早くも、結論を云ってしまうと、99%は昭和の“ノモンハン事件(1939年)”から1945年8月15日、そして、9月2日、“ミズーリー艦上での降伏文書”の調印までのお話でした。

“21世紀”の戦争論を語るには、“20世紀”の戦争を考えることのようです。温故知新?なのです。

戦争は、歴史は、すべては人の営み、人間は、それほど大して変わらないので、過去を知れば、未来がわかると云うことなのです。

まあ、兎に角、それなりに面白く、昭和戦争史のお勉強にはなりました。

ブログに感想を綴ることで、記憶として頭に刻まれる強度?が増すのです。読んだだけで、そうか、そうか、で終わると、数日で記憶の奥の、そのまた奥に仕舞われて、2度と蘇ること無くなるのです。

と云うことで、それでは、読んで気になったことを、思いつくままに綴っていきます。

先ずは、へェ~と思ったのは、あの“731部隊”のお話です。もう遠い過去の話と思っていたのですが、ロシアが最近(2009年)になって学術雑誌に論文を発表しているそうです。

内容としては、昭和天皇が直接指揮命令した証拠が記述されているそうです。ロシアが今さら何故に?なのですが、今後、外交交渉のカードとして利用してくる為と、元外務省の情報分析官でロシアが専門?佐藤氏は云ってました。

731部隊関連では、半藤氏から、あの“風船爆弾”との関連で、この作戦に細菌兵器開発の責任者が加わっていたそうで、風船爆弾に細菌兵器を搭載する計画が存在していたようです。作戦は天皇の命令で中止されたとのこと。

又、ノモンハン戦争に関連して、ロシアは常に、敵と直接対峙するのではなく、国境の外縁に緩衝地帯を求めるそうです。

緩衝地帯は直接統治ではなく、影響下に置く方式のようで、プーチンもそれに倣っているようです。ウクライナも、モンゴルも、北朝鮮も、それなりの緩衝地帯?

それで、「21世紀の戦争論」で、昭和戦争史のお勉強で、話しが、とても、とても、大きいので、本日は、これまでとします。


それでは、また。




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