米アップルCEO、次の目玉はウェアラブル端末と示唆

米アップルCEO、次の目玉はウェアラブル端末と示唆
5月28日、米アップルのクックCEOは、IT関連のカンファレンスで、身につけるタイプの端末(ウェアラブル端末)が次の目玉になる可能性を示唆した。写真は昨年10月撮影(2013年 ロイター/Robert Galbraith)
[ランチョパロベルデ(米カリフォルニア州) 28日 ロイター] - 米アップルのティム・クック最高経営責任者(CEO)は28日、IT(情報技術)関連のカンファレンスで、身につけるタイプの端末(ウェアラブル端末)が次なる目玉になる可能性を示唆した。
クックCEOは、毎年開催される「All Things Digital」カンファレンスで「われわれにとって準備は整っている。多くの企業も取り組んでいるだろう」と語った。
アップルがウェアラブル端末を開発しているかどうかは言及しなかったが、身につけるタイプの端末は人を引き付ける製品でなくてはならないと指摘。グーグルのメガネ型端末「グーグル・グラス」は魅力に欠けるとし、メガネをかけたり時計をしたことがない子供を確信させるものはない、と語った。
また映画やテレビ番組のコンテンツを再生できる「Apple TV」を超えるテレビの「壮大な構想」を持っていると述べたが、詳細は明らかにしなかった。

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