中央区北3西2「サンメモリアビル」エントランスに1987年、設置された作品。
作者の平田まどかさんのサイトによると、
ビルの壁面から、翼が出ているイメージで、絶対に台座を置きたくないと思いこのような形状になりました。
とのこと。
素材はコールテン鋼。
角度、立つ位置によって、形状がまったく異なって見えるのが、この作品のユニークなところだと思います。
ビルの1階にも「気の柱」という作品があるそうです。
右奥に見えるのは、地下への通路。
このサンメモリアビルは、地下鉄東豊線の出入り口のうち、最も南に位置しているので、ふだんからよく通路だけは利用しています。
駅前通の地下歩行空間ができる前は、札幌駅北口の旧キヤノンサロン附近からここまでえんえんと地下を歩き、なるべく雨にあたらないようにしたものでした(ここからギャラリーたぴおは、実は近い)。
なお、この作品は、札幌彫刻美術館が発行した「北海道の野外彫刻マップ」には、なぜか記載がありません。
□ZERO WORKS http://www.hiratamadoka.com/
私も最近この作品についてブログに書きました。
ビルの1階にも作品があるんですね。いつかそのうち見に行きたいと思います。
但し、「翼」というよりは、お好み焼きのコテみたいだな、なんて思ったりして…
1階の作品は、このエントリを書くために平田さんのサイトを見ていて、初めて知りました(笑)。
東豊線さっぽろ駅南端なので、通ることは通るんですが、入ったことないんですよ、このビル。