前原経財相「全くの悔い無し」 民主党「下手をすれば消える」
前原誠司経済財政相は26日午前の臨時閣議後の記者会見で、3年3カ月間続いた民主党政権を振り返って、「全くの悔い無し」と語った。一方で、衆院選での大敗を受けて「(民主党が)二大政党制の一極を占めているのは幻想になっている」と強調、「我々は下手をすれば消え去る運命にある党だ」と危機感をにじませた。
比例代表での得票が日本維新の会を下回ったことに触れ、「放っておいたら振り子が戻るみたいに民主党に期待が集まると考えるのは甘すぎる。むしろ民主党以外に受け皿が出来つつある」とも指摘した。
新たに党代表となった海江田万里氏については「精いっぱいどんな立場にあっても支えいくことが大事なことだ」と語り、支持していく考えを示した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕