「どうしたらいいのですか」
「具体的に何をすればいいのですか」
「ノウハウを教えてください」
こういう方は、とにかく
「早く結果を出したい」(=お金を稼ぎたい)
と思っています。
それが、たとえば1年、2年、かかると嫌なのです。
できれば、というか、実は少しでも長く時間のかかることが嫌で
たとえば3ヶ月とか半年とかで(むしろ今すぐ)結果が欲しいと思っている。
そう、
結果を「出したい」ではなく、「欲しい」
まるでお買い物と同じように
成功が「欲し」くて、その成功をまるで買えるとでも思っているかのように
努力しようという気持ちが全くありません。
だから巷には 「簡単にできる」「〇日でできる」「たったこれだけ」
などという、うんざりするような、努力しないでできますよキャッチコピーが溢れて
結局、その「欲しい」だけの人は努力が嫌なので
努力が難しく、成功もしない、結果も微塵たりとて出ない。
よって、「あれはダメだった」などと文句を言って拗ねてしまうか
「次はこれだ」と言って、いつまでも座学を続けるかのどちらかになるわけです。
人間はなんとも怠惰が大好きな生き物で
樹にぶら下がっているナマケモノの方が
人間よりもよほど一生懸命生きているかもしれないのです。
そして努力したくないので
努力が必要と言われた瞬間に怖気づき、
他の簡単な方法でなんとかしたいと思いツマラナイ情報をまたあさり始めるのです。
もっとダメなひとは、お金を払って学ぶことすら嫌い、
なるべくならば無料で成功したいと
無料か少額の情報を得るだけ得てなんとかしようとするのですが
この資本主義の世の中、そんなに甘くありません。
入場チケットすら買わずにディズニーランドに忍び込みたいと
模索している人と同じです。
残念ながら、ゲートの向こうの世界を見ることはありません。
京のおばんざい