ソニー・平井社長の報酬5億円突破 開示義務後の最高額に
ソニーが17日、関東財務局に提出した2016年3月期の有価証券報告書によると、平井一夫社長の報酬は前年より3億円強多い5億1300万円だった。開示を義務付けられた10年3月期以降で、同社にとっては過去最高額に達した。これまでの最高額は同社のハワード・ストリンガー前最高経営責任者(CEO)に支払った4億800万円(10年3月期、子会社からの報酬を含む)だった。
ソニーで1億円を超える報酬を得たのは、平井社長のほか、吉田憲一郎副社長と鈴木智行副社長の3人。ソニーは16年3月期に3期ぶりに最終黒字を確保。業績が回復したことが報酬増額につながったとみられる。〔日経QUICKニュース(NQN)〕