しっかりと寝て、きちんと朝ごはんを食べて登校しましょう!

阪神淡路大震災から19年 講話その2

双子の赤ちゃんです

念願の子どもができてお母さんお父さんは大喜び

リーダーシップのとれる子に、とお兄ちゃんに「将」
優しい女の子になるように、と妹に「優」と名付けました

そして1歳半になろうという時に・・・

1995年1月17日午前5時46分

お父さんは仕事で家におらず
将君と優ちゃんと一緒に寝ていたところに大きな揺れ
そこにタンスが倒れてきて
将君が下敷きになって・・・

将君の人生は、たった516日でした

悲しみにくれながら
後悔にさいなまれながら
必死で優ちゃんを育てます

そして
優ちゃんが小学校に入学する時
将君が生きていたら1年生になっていたはずの年

お母さんは
ホームページを立ち上げ
将君への思いを綴ります

  将君への手紙を
  多田先生に朗読してもらいました
  内容は、HPで検索してみてください

そして今年
優ちゃんは成人式を迎えました
将君が生きていたら二十歳になっていたはずの
震災19年目の日に

「優しいあかりにつつまれて」
〜はたちになったあなたたちへ〜
という絵本が出版されます


二十歳になるはずだった息子と
成人式を迎える娘のために贈ります



(教頭発)
文字: 大きく | 小さく | 標準 配色: 通常 | 白地 | 黒地
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30