<19th May Sun>

昨日と今日はオペラ連ちゃんでしたが、明日からは1週間劇場へ行く予定がなく、ネトフリ三昧ができそう。韓国ドラマは観たいのは観てしまったので日本の観ることも多いのですが。

-------------------------------------

予定がなくて天気が良かった17日、トーチャンとロンドン動物園へ。他の所を考えるのも面倒なので、どうしてもそうなるわけです。折角メンバーになってることだし。

トラはちらっと3頭見ることができたけど、一頭はこの通りお昼寝。

しし座雄ライオンがお立ち台の上でごろりん。

 

この日は大収穫は3月13日に生まれたライオンの赤ちゃん3頭をガラス越しに目の前で見られたことで、お披露目してるかどうかわからなかったので期待はしてませんでしたが、感激

寝床の藁がまだ新しいので、最近見られるようになったのだと思います。

無防備に腹ばいになって寝てる母ライオンの足元にいた子は目を覚ましてて、

「寝てる子たちの傍に行こうかな」。

 

そしたら別の子が目を覚まして、三匹でくっ付いて。

 

 

寝顔が可愛い~キューン

 

すぐに大きくなっちゃうだろうから、又近いうちに見に行かなくちゃね。

 

London Zooのサイトに動画出てます。

 

ゴリラの赤ちゃん達も見に行ったけど、珍しく二階にいて全く見えず。ライオンで大満足だから構いませんけど。

 

田舎にあって広~いWhipsnade Zooと比べると、ロンドンの子たちは狭い所で可哀相だなと思うのですが、唯一の例外がblack-and-white colobus monkeyと言う白黒のお猿さんたちで、かつて鳥小屋だったのをちょっと前に作り直してこの子たち専用の巨大なスペースに生まれ変ったのです。

運河沿いにあって少し離れてて、私はお猿さんがあまり好きではないのでここには滅多に行かないのですが、この日はトーチャンの希望で暫くお猿さん見てました。

 

 

運河沿いを散歩してる人も多いし、遊覧船も通り過ぎました。

<18th May Sat>

今日はルチアの最終日で、又行ってしまいました。ああ~、5回も観られて楽しかった爆  笑

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

5月16日はROHでもうすぐ辞めるパッパーノ大将への22年間の感謝のガラ・コンサートがありました。着物で(→こちら)。

口惜しいのは、舞台横から写真撮ったのですが、スマホのズームアップはボケるし、デジカメは設定に失敗して、ろくな写真が全く撮れませんでしたえーん。でも、ありがたいことに他の方が撮った写真を使わせて頂けることになり、私からは全く見えなかったカウフマンもご覧頂けます。
一番高い席はなんと500ポンドで、終了後に2千ポンド以上に違いないディナーもあり、華やかなガラでしたが、舞台セットもそれなりに作ってあったし、リハーサルとかでロンドンにいる歌手が中心だったとしても、もうすぐ始まるアンドレア・シェニエのヨナス・カウフマン(今度こそは出て下さいよね!)等、出演者の顔ぶれがROHにしては上等。ソロではなくデュエット等ばかりだったのでそれなりのリハーサルも必要だったことでしょうに、頑張って盛り上げてくれました。

驚いたのはチャールズ国王がいらしたことで、私の席(立見)からはよく見えたのですが、楽しんで下さったようです。最後に舞台にも現れて、お元気そうでした。

 

歌手の中で私のお気に入りは、女性ではナディーン・シエラ(ドレスも素敵だったし)、男性はテノールのザビエル・アンドゥアーガ(今日またルチアに行って聞惚れました)。オロペサも可愛かった。逆に「うわー、またこの人が歌うのか・・」と思ったのは濁った爆声のソンドラ姐さんとスカスカ声のヤホ。バリトンでは、まだ有名ではないけど結構私が気に入ってる若くて長身のヒュー君(Huw Montague Rendall)が爽やかで注目浴びた筈。カウフマンは好調とは言えず、果たしてシェニエに出てくれるのかしら・・?

 

私がROHに通い始めたのは2000年で、間もなくパッパーノ大将が就任したのですが、前任はハイティンク御大だったので、「えらく若いのが来た!」と驚いたのを覚えてます。それから22年、ROHのために尽くしてくれて私も感謝。次はLSOなので今度はバービカンで沢山聞けるのですが、私の好きなコンサート形式のオペラを沢山やってくれるといいな。 

 

 
演目
WOLFGANG AMADEUS MOZART
The Marriage of Figaro: Overture
ORCHESTRA OF THE ROYAL OPERA HOUSE

GIOACHINO ROSSINI
The Barber of Seville: ‘Dunque io son’
AIGUL AKHMETSHINA, HUW MONTAGUE RENDALL
RICHARD HETHERINGTON Harpsichord
GAETANO DONIZETTI
Don Pasquale: ‘Pronta io son’
LISETTE OROPESA, CARLOS ÁLVAREZ

JOHANN STRAUSS II
Die Fledermaus: ‘Dieser Anstand, so manierlich’
DIANA DAMRAU, JONAS KAUFMANN
GIUSEPPE VERDI
Nabucco: ‘Va, pensiero’
ROYAL OPERA CHORUS

GIUSEPPE VERDI
Rigoletto: ‘Bella figlia dell’amore’ quartet
NADINE SIERRA, AIGUL AKHMETSHINA,
XABIER ANDUAGA, AMARTUVSHIN ENKHBAT
JULES MASSENET
Thaïs: ‘Thaïs! - C’est toi, mon père’
ERMONELA JAHO, GERALD FINLEY

GIUSEPPE VERDI
Un ballo in maschera: ‘Teco io sto’SONDRA RADVANOVSKY, FREDDIE DE TOMMASO
GIACOMO PUCCINI
Tosca: ‘Te Deum’
BRYN TERFEL, MICHAEL GIBSON*,
ROYAL OPERA CHORUS
                  (INTERVAL)
GIUSEPPE VERDI
I Lombardi alla prima crociata:
Prelude and ‘Qui posa il fianco’ trio
VASKO VASSILEV, ERMONELA JAHO,
FREDDIE DE TOMMASO, INSUNG SIM
GIUSEPPE VERDI
Rigoletto: ‘Signor né principe’
NADINE SIERRA, VEENA AKAMA-MAKIA*,
XABIER ANDUAGA, MICHAEL GIBSON*, JEREMY WHITE

GAETANO DONIZETTI
Don Pasquale: ‘Cheti, cheti, immantinente’
HUW MONTAGUE RENDALL, CARLOS ÁLVAREZ
GIUSEPPE VERDI
La forza del destino: ‘Le minaccie, i fieri accenti’
JONAS KAUFMANN, AMARTUVSHIN ENKHBAT

GIUSEPPE VERDI
La forza del destino: ‘Non imprecare, umiliati’ trio
SONDRA RADVANOVSKY, JONAS KAUFMANN, INSUNG SIM
GIACOMO PUCCINI
Manon Lescaut: Intermezzo
ORCHESTRA OF THE ROYAL OPERA HOUSE

RUGGERO LEONCAVALLO
Pagliacci: ‘Andiam!... Don din don’ Chorus
ROYAL OPERA CHORUSRICHARD STRAUSS
RICHARD STRAUSS
Der Rosenkavalier: ‘Marie Theres’… Hab mir’s gelobt’ trio
LISETTE OROPESA, DIANA DAMRAU,
AIGUL AKHMETSHINA

GIOACHINO ROSSINI
Guillaume Tell: Finale
LISETTE OROPESA, SARAH DUFRESNE*,
VEENA AKAMA-MAKIA*, XABIER ANDUAGA,
GERALD FINLEY, INSUNG SIM, JEREMY WHITE
ROYAL OPERA
ROYAL OPERA CHORUS
*Jette Parker Artist
 

まず、左側からは私のボケ写真

 

 

 

 

 

 

友人お二人からお借りした違う角度の写真
 
 
 
 
なぜか遠慮して?隅っこに立ってるカウフマン。彼がリハーサルでロンドンにいる時に合わせたコンサートだったに違いないですが。
 

<17th May Fri>

今日はロンドン動物園で初めてしし座ライオンの赤ちゃん3頭をすぐ近くで見ることが出来ましたチョキ

---------------------------------

昨日はROHでAntonio Pappano Galaという、もうすぐ音楽監督を辞めてLSOに行くパッパーノ大将への感謝のガラ公演があり、着物で行って参りました。 

ブラック・タイもどうぞという事でフォーマルな雰囲気にになるでしょうから、私めも便乗して訪問着で参りましょう。帯も格調高い袋帯で。立見ですけどねゲラゲラ

 

シャンパン無料でシャンペンが一杯頂けるという大盤振る舞い。

頂きまーすシャンパン

配置が変わって、いつもは真ん中にあるバーが隅っこに置かれ、テーブルと椅子がたくさん。

 

ロープで仕切られて白いテーブルクロスが掛かったスペースは「100ポンドでカナッペ付きシャンペン(おそらく)飲み放題」。たくさん余ったらしく、開演直前に通り掛ったら、「シャンペンどうぞ」と勧められましたが、時間がなくて頂けなかったのが残念。

コンサートについは明日アップしますが、ヨナス・カウフマン他、豪華歌手陣のコンサートは盛り上がり、なんと王冠1チャールズ国王ご臨席というサプライズ付き。

そして、10時半近かった終演後に出演者も参加というディナーがあり、テーブルセッティングを見に行きました。おそらく一人2千ポンドか2.5千ポンドで、そういうことは時々あってテーブル数が少なくて淋しい時もありましたが、この日はたくさんのお金持ちが参加したようで良かったです。

 

今年は頑張ってる着物お出掛け、これが今年20回目(一覧は→こちら)。

<16th May Thus>

今夜はROHでパッパーノ・ガラ公演があり、カウフマン等豪華キャストでしたが、チャールズ国王もいらしてて舞台にも出ていらっしゃいました。お元気そうでなにより。

------------------------------ーーー

新プロダクションのカルメン、4月2日のリハーサル(→こちら)と5日の初日(→こちら)に行ってAチームは既に2回観ましたが、暫くおいてBチームが始まったので、5月12日の恐竜アフタヌーン・ティー(→こちら)後にオランダのレイネさんと一緒に行きました。5時開演。

 

Music Georges Bizet/Libretto Henri Meilhac and Ludovic Halévy/Director Damiano Michieletto/Set Designer Paolo Fantin/Costume Designer Carla Teti/Lighting Designer Alessandro Carletti
 
Conductor Emmanuel Villaume
Carmen Ramona Zaharia replaces Vasilisa Berzhanskaya
Don José Adam Smith replaces Brandon Jovanovich
Escamillo Andrii Kymach
Frasquita Isabela Díaz
Mercédès Gabrielė Kupšytė
Moralès Grisha Martirosyan
Micaëla Gemma Summerfield
Zuniga Jamie Woollard
 

ルーマニア人のメゾ・ソプラノのラモーナ・ザハリアはおそらく30代半ばで、去年10月にリゴレットのマッダレーナ役で(→こちら)出た時のことは覚えてませんが、下半身は太めでもウエストが細くて胸は立派で身のこなしもうんとセクシー。少々太めのAチームのアイグルちゃんよりうんと色っぽくて、これならドン・ホセも骨抜きにされるだろうと。表情もカルメンそのもので歌もとても上手。レイネさんによると美人ソプラノのAdela Zaharia(37才)と姉妹でヨーロッパで活躍中とのこと。

ドン・ホセ役はイギリス人のアダム・スミス。ENOやグランドボーンには出てたけど、ROHはこれがデビュー。直前に代役が決まったようですが、声は大したことなくても、自然な演技で段々崩れていく演技が好感持てました。初めて見る人だとドンホセに見えるし、長身で格好良いテノール。

ということで、Aチームのアイグルちゃんとべチャワの年の差30才のカップルよりもケミストリーはうんと良くて、ドラマとして盛り上がりました。

今回降板したVasilisa BerzhanskayaBrandon Jovanovichも今のところ他の日に出ることになってるので、本当に出そうなら又行くかも。

 

大柄な闘牛士はルックスではったりが効いて、Aチームのコスタス君よりもぴったり。ダサい衣装で可哀相なミカエラも上手で、私はこのBチームの方が好きです。

 

 

<15th May Wed>

良いお天気で、近所の公園に黄色いバターカップが野原一面に咲いててきれいでした。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

5月12日はレイネさんと着物で自然史博物館とROHに行きましたが(→こちら)、その間に午後一時からサウスケンジントン駅のすぐ近くのThe Ampersand Hotel(→こちら)で恐竜がテーマのジュラシック・アフタヌーン・ティーをランチ代わりに頂きました。

 

ナチュラル・ヒストリー・ミュージアムの近くという点を上手く利用したテーマ付きのこのアフタヌーン・ティーについてもホテルについても全く知りませんでしたが、オランダ在住のレイネさんのお勧めでした。サイエンス・ミュージアムもすぐ近くなので、サイエンス・アフタヌーンティー(→こちら)というのも別の部屋で頂けます。

 

胡蝶蘭さんも着物でご一緒して下さいました。

 

モダンな雰囲気のホテルです。

コーヒーショートケーキジュラシック・アフタヌーン・ティーを頂いたのはカジュアルな雰囲気の小さいスペースで、着物姿をたくさんの人に見て頂けなかったのは残念ですが、ゆっくり三人でお喋りできました。

 

3段トレーの一番上が恐竜関連。リッツやサボイとかのアフタヌーン・ティーと比べるとかなりリーズナブルなお値段で、子供メニュもあります。

オーッビックリマーク、ドライアイスで火山の噴火を表現するのがハイライトで楽しい爆笑

少し食べちゃってからですが、火山やら山、恐竜、恐竜の卵等、色々工夫してあります。見掛けだけでなく、どれもちゃんと美味しかったです。

お皿も恐竜。

  

 

埋まってる物を発掘する探検家の気分を味わって下さいということでしょう、小さな缶を開けて砕いたチョコレートを筆で払いのけると、ビスケットやチョコレートの恐竜が出てきます。