ともやの映画大好きっ!

鑑賞した映画の感想やサウンドトラックなどの紹介、懸賞や日々の戯れ言などをのほほんと綴っていこうと思っています。

極道兵器

2011年07月10日 | 映画(か行)
(英題:YAKUZA WEAPON)
【2010年・日本】試写で鑑賞(★★★☆☆)


海外戦略型日本映画レーベル「SUSHI TYPHOON(スシ・タイフーン)」作品。
2006年に58歳で急逝した石川賢の同名コミックを実写映画化。
ヤクザのひとり息子が卑怯な手で父を殺した元組員にけじめをつけさせるために、「究極の兵器」となって仁義を通すバイオレンス・アクション。

西日本を牛耳る岩鬼組組の御曹司ながら、その凶暴さ故に日本を追い出され、南米で傭兵として活動していた岩鬼将造(坂口拓)。だが、組長である父・権造(麿赤兒)の訃報を聞き、4年ぶりに日本へ帰国する。しかし、かつて組事務所があった場所は、サラ金事務所になっていた。そこで将造は、岩鬼組の若頭だった倉脇重介(鶴見辰吾)が父を死に追いやり、組織の拡大を図っていることを知る。父親の仇を討つために将造は倉脇を追いつめるが、返り討ちに遭い、将造は右腕と左足を失ってしまう。しかし、内閣特務警察によって将造は、右腕にバルカン砲、左膝にロケットランチャーを装備した極道兵器へと生まれ変わる。そんな将造に対して、倉脇は将造と義兄弟の契りを交わした鉄男(村上淳)を刺客として送り込もうとしていた…。



里見八犬伝』『デス・トランス』『最強兵器女子高生 RIKA』などでアクション監督を務め、『魁!! 男塾』や『鎧 サムライゾンビ』で自ら監督もこなした俳優の坂口拓。
今回は『魁!!クロマティ高校 THE★MOVIE』『赤んぼ少女』『非女子図鑑「魁!!みっちゃん」』などの山口雄大との共同監督作品。
もともとこの2人は、北村龍平監督の『VERSUS』以来のコンビだからね。
その辺の息はピッタリです♪



個人的には「下品」と「馬鹿」のバランスが取れていて、4本の中で一番好きかも?
(多少尺が長く感じられたりはしたけどね…ww)
右手に装着したバルカン砲は、普通の右手にメタモルフォーゼが可能。
サイボーグ004のようなロケットランチャーなど、実にコミック的。

まぁ、ラストは原作通りだったにしても、今の時期で公開できるのかどうか、ものすごいチャレンジャーな結末。
(いいのかしら? いいのかしら?)

将造の許嫁で山鬼組を仕切る女組長・山鬼なよ子を演じるのは、『ケータイ刑事 THE MOVIE バベルの塔の秘密~銭形姉妹への挑戦』『学校の階段』『グミ・チョコレート・パイン』の黒川芽以(写真:左側下から2番目)。
あ~、彼女も女子高生からこういう役を演じられるようになったのね…(しみじみ)。
下品な言葉を発しながら銃を撃ちまくる…新しい魅力発見です(笑)。

原作は未見なんですが、エンドロールで使われていた原作コミックのシーンを見ると、意外に映画そのまんまでビックリ。
何かこういうのを観ちゃうと、永井豪の『デビルマン』実写版を彼らに撮り直して欲しいと思っちゃうよね~。

監督・脚本は坂口拓&山口雄大。
アクション監督は下村勇二。

2011年7月23日~8月19日公開
公式HP:極道兵器


DEATH POP the PARTY!(『極道兵器』主題歌「BRAND new song」収録)

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
黒川芽衣ちゃん♡ (ふじき78)
2011-10-15 09:15:37
後半息切れしちゃうんですが、前半、勢いがいいのはいい事です。

黒川芽衣ちゃんが姉御顔のままセーラー服を着せられる罰ゲーム展開がたまりません。

私は4本の中では忍者推し。女の子はDEADBALLの星野真里推しです。
星野真里 (ともや)
2011-10-16 04:18:16
こんばんは、ふじき78さん♪
いや~、これもっとコンパクトにまとめてあったらもっと気に入ってたかも。

>罰ゲーム展開。
セーラー服が罰ゲームって、哀しいね…。

>4本の中では忍者推し。女の子はDEADBALLの星野真里推しです。
ううむ、ううむ、忍者のスーツも捨てがたいが、物語としてはこっちかな。
星野真里は激しく同意ですっ♪

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