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シャープは23日、蚊取り機能を付けた空気清浄機「蚊取空清」の生産量を当初の3倍に増やしたことを明らかにした。販売が計画を大幅に上回り、蚊が増える夏に向けてさらに増販が見込めると判断した。シャープを買収する台湾・鴻海(ホンハイ)精密工業の郭台銘会長も独創性を高く評価する製品で、世界各国で積極的に販売する計画だ。
4月23日に発売した蚊取空清は従来の花粉や悪臭の除去に加え、薬剤なしで蚊を吸い取る機能も付けた。紫外線を出して蚊をおびき寄せて気流で吸い込み、内部の粘着シートで捕獲する。3月17日の製品発表後に話題を集め、通常の空気清浄機なら多くても200台という購入予約が発売前日に2300台に達した。
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