〔金利マーケットアイ〕日銀が国債買い入れ通告、3本総額1兆1500億円

[東京 22日 ロイター] -
〔金利マーケットアイ〕
<10:15> 日銀が国債買い入れ通告、3本総額1兆1500億円
日銀は午前10時10分、国債買い入れを通告した。対象は残存期間1年超3年以下、同3年超5年以下、同5年超10年以下の3本。総額は1兆1500億円。
国債買い入れは、オファー額・年限とも事前予想通り。国債先物は買い入れ通告に目立った反応が見られてない。中心限月6月限は147円80銭台後半で推移している。
<09:10> 国債先物は朝高後に軟化、3月貿易収支は2年9カ月ぶり黒字化
国債先物中心限月6月限は前日比変わらずの147円93銭で寄り付いた。その後は買いが優勢となり、147円97銭と148円に迫った。前日の米債安を受けて売りが先行するとみられていたが、予想される日銀買い入れで需給引き締まりが意識された。その後は株価の上昇を受けて、小幅安まで軟化している。
朝方に発表された3月貿易統計速報によると、貿易収支(原数値)は2293億円の黒字と2012年6月以来、2年9カ月ぶりに黒字に転じた。
市場では「原油安の影響で輸入が減少する一方、輸出が増えた。輸出の増加品目をみると、好調な自動車に加えて、半導体等電子部品、金属加工機械などが大きく伸びた。生産の底打ち感を感じさせる内容。仮に、株価が上昇するようだと、円債の上値を抑制する要因になるのではないか」(国内金融機関)との見方が出ている。
<08:30> 翌日物は0.06─0.061%中心、大手行0.057%で一部調達
無担保コール翌日物は0.060─0.061%を中心に取引されている。主な取り手は地銀、信託など。大手行は0.057%付近で一部調達した。取引水準は前日とほぼ同水準となっている。
日銀によると、朝方の金融調節を見送った場合、当座預金残高は207兆1000億円程度、準備預金残高は156兆1000億円程度となる見込み。
<07:15> 翌日物は0.06%が中心か、当預残207.1兆円の見込み
無担保コール翌日物は0.060%を中心に取引が始まる見通し。22日は申告所得税揚げで資金需給は不足地合いとなる見込み。市場では「朝方に一定の資金需要があり、中心レートは前営業日比較で強含むことも想定できるが、取り一巡後は、レートは低下基調になるだろう。地銀や信託で0.060─0.061%近辺が中心だろう」(国内金融機関)との見方が出ていた。
21日の加重平均金利(速報ベース)は、前営業日比変わらずの0.062%となった。
日銀が朝方の金融調節を見送った場合、当座預金残高は21日に比べて1兆3000億円減の207兆1000億円程度になる見込み。
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