小学館宛:「美味しんぼ」に、感謝します。政府宛:政府がやるべきことは、バッシングや安全神話のばらまきではなく、福島県内外の子どもたちの健診の充実

小学館宛:「美味しんぼ」に、感謝します。政府宛:政府がやるべきことは、バッシングや安全神話のばらまきではなく、福島県内外の子どもたちの健診の充実

開始日
2014年5月18日
署名の宛先
雁屋 哲 様、小学館 御中、内閣総理大臣様、環境大臣様
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3,038人の賛同者が集まりました

この署名で変えたいこと

署名の発信者 Mitsuta Kanna

「美味しんぼ」の「福島の真実」に対する政府ぐるみのバッシングが続きました。「美味しんぼ」を販売しないという書店もあらわれているそうです。

私たちは「美味しんぼ」が、地道な取材を通じて、現在の福島原発事故の被害者の実情を伝え、また健康被害についても警鐘をならしていることに、感謝の意を表明します。

政府が「美味しんぼ」たたきを行っていることは二重三重の意味で問題です。

①「美味しんぼ」は、地道な取材を通して、「鼻血」という健康の異常を訴える人の話を伝達しているわけですが、それを政府が批判することは、表現・言論を弾圧することにほかなりません。

②低線量被ばくの影響は科学的に解明されていません。しかし、私たちの身近にも、健康の異常を訴える人はいます。鼻血という症状がでた人もいます。放射能との因果関係は不明ですが、「放射能と関係がない」と断定することはできません。

「美味しんぼ」たたきにより、こうした人たちが健康の異常を訴えることができない社会的な空気が生まれることを懸念しています。

③「美味しんぼ」が「福島の真実」で訴えている多くの問題提起、たとえば福島原発事故について誰も責任を取っている人がいないことが無視され、鼻血問題のみが狭く切り出され、バッシングされています。

国がやるべきことは、「美味しんぼ」のバッシングや、安全神話の普及ではありません。

福島内外における健診を充実させ、医療費の減免を実現させ、「原発事故子ども・被災者支援法」第十三条第二項第三項 を守ることです。このために、広く原発事故の被害者や被害者支援に取り組む弁護士、放射線被ばくに関して警鐘を鳴らす専門家からの意見を政策に反映させることを要望します。

呼びかけ:「美味しんぼを応援する会」/XLA07655@nifty.com

署名紙版(PDF)

https://dl.dropboxusercontent.com/u/23151586/oishimbo_shomei.pdf

※「原発事故子ども・被災者支援法」 第十三項

第二項で健診を、第三項で医療費の減免について規定している。

2  国は、被災者の定期的な健康診断の実施その他東京電力原子力事故に係る放射線による健康への影響に関する調査について、必要な施策を講ずるものとする。この場合において、少なくとも、子どもである間に一定の基準以上の放射線量が計測される地域に居住したことがある者(胎児である間にその母が当該地域に居住していた者を含む。)及びこれに準ずる者に係る健康診断については、それらの者の生涯にわたって実施されることとなるよう必要な措置が講ぜられるものとする。

3  国は、被災者たる子ども及び妊婦が医療(東京電力原子力事故に係る放射線による被ばくに起因しない負傷又は疾病に係る医療を除いたものをいう。)を受けたときに負担すべき費用についてその負担を減免するために必要な施策その他被災者への医療の提供に係る必要な施策を講ずるものとする。

 

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意思決定者(宛先)

  • 雁屋 哲 様、小学館 御中、内閣総理大臣様、環境大臣様