「東電値上げ、中小に影響」 日商会頭が懸念表明
日本商工会議所の岡村正会頭は16日の記者会見で、東京電力が4月に計画する企業向け電力料金の引き上げについて「中小企業への影響はかなり強い」と懸念を示した。東電に対し「値上げ圧縮の努力と、中小企業への特別な配慮をお願いしたい」と求めた。
東電の公的管理を巡っては「税金を使うのだから、国が代表して監督するのは当然」としつつ、「国として、経営の執行にまで関与するのかどうかを明確にしない段階で、持ち株(比率)うんぬんというのは早計だ」と指摘した。
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