デスクワーク疲労、激しい運動、また、寝違えたわけでもないのに痛い、思い当たる原因がないのに背中にしびれや痛み。
これ、危険かも!
日常生活において、背中が痛む原因は、骨、筋肉の異常、脊髄、神経の異常、内臓の疾患なども考えられます。
特に内臓疾患の場合、胸膜炎、心筋梗塞、狭心症、大動脈炎症候群、解離性大動脈瘤といった重大な病気が原因かもしれません。
肩甲骨、背中、腰などが痛い、重い、だるい、きつい・・・と感じたら内臓からのサイン。
気づいてますか?
背中には「後腹膜」という膜があります。
これは、腹膜で囲まれた腹腔スペースがあり、この中に胃や肝臓、大腸などの臓器が収まっています。
その後ろ側に後腹膜があり、十二指腸やすい臓、腎臓などがあります。
ここに異常があると、腰や背中が痛みやすいです。
また、胸の胸膜の後ろを通る大動脈にも異常があると背中にも痛みやすいです。
姿勢や動作を伴って背中が苦しい、きつい、とか痛みなどの症状は現れやすいのですが、
逆に内臓の病気や症状が背中の痛みなどのは必ずしも現れとは言えないのですが、何らかの関係性があるとは思います。
たとえば、
左肩甲骨内側・背中左側上部
・締め付けられるようなような痛み → 狭心症、心筋梗塞など
・引き裂かれるような痛み → 解離性大動脈瘤、大動脈瘤 など
左肩甲骨の表側には心臓があります。心臓の冠動脈が狭くなったり詰まったりして、心臓び血液が十分にうまく供給されなくなるのが狭心症や心筋梗塞です。
胸の痛みが一般的ですが、背中まで痛みが走る方もいます。また、大動脈の内膜がさけて、こぶができる解離性大動脈瘤などでは、引き裂かれるような痛みがでたりします。
右肩甲骨内側 ・背中右側上部
・響くような痛み → 肺炎、肺結核など
・背中全体に広がる痛み → 気管支炎など
風邪や喘息、またタバコなどの原因で、急性気管支炎になることもあります。咳や痰による胸の不快感や、咳をすると背中全体に響いたり、肺炎や肺結核でも咳き込むと
背中まで響くような痛みを感じることがあります。痰のからむ咳や胸の痛み、発熱、息切れなども伴います。
左腰周辺・背中左下部
・耐え難い痛み → 膵炎がんなど
・発熱を伴った痛み → 腎盂腎炎・腎結石など
急性と言われるっ腎炎は、脂肪の多い食事をした後や過度の飲酒後、胆石などの原因で起こることが多いようです。
耐え難い痛みは、みぞおちから左上腹部、背中側までに及びます。
細菌感染で起こる腎盂腎炎、腎臓に結石ができる腎結石は痛みと発熱も伴うこともあります。
女性のほうが腎盂炎などは気にかけてほしいですね。
右腰周辺・背中右下部
・差し込むような痛み → 十二指腸潰瘍など
・身体のだるさを伴った痛み → 肝炎
・発熱を伴った痛み → 腎盂腎炎・腎結石など
最近では若い人にも多い十二指腸潰瘍、ちょくちょく耳にします。空腹のときにみぞおちや右側の背中に差し込むような痛みがある場合は疑ってみてください。
肝炎の場合は、右わき腹から背中にかけてだる思い鈍痛感が起こりやすい。
腰まわり周辺・腰下部・腰尾骶骨
・間欠的な痛み → 尿路結石など
・高熱を伴った痛み →卵管炎・子宮外妊娠など
・下腹部全体の思い痛み → 子宮内膜症など
尿路結石では、出たり消えたりとひどい痛みが突然起きます。
子宮外妊娠は、高熱と伴い腰まわりが主に痛み、子宮内膜症は、月経痛が重く、下腹部から腰まで痛みがあります。
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