手術とは・・・
何ぞや
■患部を表皮（表面の皮ふ）から切開（切り開くこと）し
治療的処置をほどこすこと。
この全般の行為を言います。
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しかし、現実的には、
人間の身体は
『切れている！』と正式に診断され
画像にもしっかりと切れている部分が写っても
ある程度は動くことの方が多いのです。
通常通りではないが
やや不自由ではあるが、
動く。
動くという現象を見ることで
自分に安心という心理を強引に植え付けてしまい
初期の診療が遅れてしまうことも多いです。
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これは、
筋肉が一般的に考えられているよりも
物すごく多い数の線維で作られているからです。
一部分が切れても
他の線維（ヒモの部分）はまだつながっているので
その力で動くことが出来る。
或いは
その部分の力が非常に落ちてしまっても
他の筋肉が負傷した部分を助ける働きをするので
結果的に、見せかけ上は動いている場合があります。
なので、よく一般的に聞かれる言葉で
『歩けるから骨は折れていない』
『動かせるから切れていない』
『体重がかけられるからつながっている』
というものがありますが、
最初に正しい判断：診断をしているのか
その部分を飛ばして自己判断し、
結果的に間違った結果につながっているのです。
●動作。
●痛み。
●腫れ（はれ）。
●内出血。
これらを単独のものとして受け止めて
判断（診断）すると
９９％以上の確立で誤診します。
過去に何があったか？
負傷した部分をどういう感じにかばっているか？
ここも大事。
人間の身体は、
◎ぶっ壊れた場所は動かない。
という理屈が通用しない時も多いということを
ご記憶くださいませ。
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完全に切れてしまった状態：もはや物体的な連結が無くなった状態では
もちろん骨を動かすことは出来ません。
この場合は、９９％以上の確立で手術を行ないます。
何故１００％ではないか
というと、
１：手術を行なうということは、大小の違いはあっても
皮ふに傷をつけて体内に物体を入れるということ。
その行為自体が生命に危険を及ぼす可能性もある。
もともと持っている病気、体力の強弱も考えなければいけない。
２：手術をすることで安静にしなければいけない期間が生まれる。
人間は強制的な安静期間が発生すると、
一般的に考えられるよりも、生命や一般生活に対するマイナス面が相当に大きい。
このマイナス面と、
手術によるプラス面を比較して
その個人にとっての生命・生活の価値観と照合して
さらに
ここに、手術担当ドクターの技量
手術を成功させられるか？失敗するか？
これが絡んできて
手術するか？否か？
これを決定するわけです。
手術を行うか、どうか？の判断には
物凄い情報量の基準を超えなければいけません。
ただ単純に
『切れば治る』
『除去すれば良い』
などとはなりません。
その後の対処のやり方で、
手術の評価が
良いものになるか？
悪いものになるか？
全く逆の評価になることも多いのです。
おの整骨院は、もちろん手術は行いませんし
行なえません。
しかし、この様な
◆手術をしたら、どのような良い点・悪い点があるか？
■手術をしなかったら、どのような良い点・悪い点があるか？
こちらを患者様には正確に伝えていく作業をしています。
それも極めて重要な業務と考え
実行しています。
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