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ウイークエンドシアター 平成中村座ニューヨーク公演2007「法界坊 隅田川続俤」

2007-08-27 | 観る・歌舞伎
NHKハイビジョンウイークエンドシアター(BShi8月25日(土)午後10:00~翌日午前0:50)で『平成中村座ニューヨーク公演2007「法界坊 隅田川続俤」』 を観ました。

NY公演ならではの登場人物のあらまし紹介(英語)や、勘三郎さんの英語のセリフ、お客様とのやりとり(英語)なども面白かったのですが、黒子を本来の黒子として扱わず登場人物として扱うと言う点が歌舞伎の演出としては面白かった。特にその黒子の一人を串田さん自身がなさっているとあれば。
「双面」もさすがで、「法界坊」の喜劇ぶりから一転して歌舞伎らしい舞踊劇で、勘三郎さんのエンターテイナーぶりもしっかり伝わったのではないのかな。

法界坊、実は観た事がないのですが、伝統芸能版も観たいものです。


・「ニューヨークを飲み込んだアンチヒーロー」 歌舞伎美人コラム → LINK 



【NHK番組紹介】
この夏話題をよんだ中村座NY公演の模様をご覧いただく。歌舞伎の中でも珍しい喜劇で勝負にでた勘三郎たちの活躍にご注目ください。
2004年夏、平成中村座の小屋(テント) をそのままニューヨークに持ち込み大評判をとった中村勘九郎。 2005年に十八代目中村勘三郎を襲名し芸に磨きをかける彼が、この夏再びニューヨークへ乗り込む。 今回はリンカーンセンターにある劇場の内部を「平成中村座」に改装して公演。
演目は「隅田川続俤(すみだがわごにちのおもかげ) ~法界坊~」。 江戸・浅草界隈を舞台に、破戒僧・法界坊が巻き起こす喜劇仕立ての作品。 法界坊役は父である先代勘三郎とその岳父・六代目尾上菊五郎、更には伯父である初代中村吉右衛門が得意にしていた。 その三人の血を受け継いだ現勘三郎はある意味で「法界坊」役のサラブレッドと言える。
番組では、勘三郎と演出の串田和美のインタビューや、 ニューヨークでの稽古風景なども織り交ぜながら公演の模様をお届けする。

【作】奈河七五三助【演出】串田和美
【出演】中村勘三郎,中村橋之助,中村勘太郎,中村七之助,片岡亀蔵,笹野高史,坂東彌十郎,中村扇雀
【司会】黒崎めぐみ

[ 収録: 2007年7月21日, ニューヨーク リンカーンセンター エブリフィッシャーホール ]

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