2015年02月06日　17:21

キヤノン、AF性能が向上した2420万画素のミラーレス一眼「EOS M3」

キヤノンは、ミラーレス一眼カメラ「EOS M」シリーズの新モデル「EOS M3」を発表。ボディ単体、EF-M18-55 IS STMレンズキット、ダブルレンズキット、ダブルズームキット、それぞれに電子ビューファインダー「EVF-DC1」を同梱した25000台限定のEVFキットをラインアップし、3月下旬より発売する。

AF性能が向上し、高画質化とすぐれた操作性を実現したミラーレス一眼カメラ。ライブビュー撮影および動画撮影時のAFが「ハイブリッドCMOS AF III」に進化し、撮影シーンによっては位相差AFのみでの合焦が可能。従来機種と比較してAF合焦速度が最大で約3.8倍に高速化。また、チルト式液晶モニターやタッチシャッターとの組み合わせにより、より簡単に狙った被写体への素早いピント合わせを実現した。

画質面では、約2420万画素のCMOSセンサーと映像エンジン「DIGIC 6」を搭載したことで、解像感の高い画質を実現しながら、最高約4.2コマ/秒の連写性能を実現。暗い環境下でもノイズを抑えた美しい描写を実現する常用ISO感度100～12800（拡張ISO 25600）の高感度性能を備えた。

操作性では、直感的操作を可能とする電子ダイヤルに加え、ダイレクトに露出を変更することが可能な独立した露出補正ダイヤルを装備。「EOS シリーズ」のデジタル一眼レフカメラと同等のすぐれた操作性を実現している。さらに、背面モニターには、上方向に約180度、下方向に約45度可動するタッチパネル対応のチルト式液晶を採用した。

動画撮影においては、「ハイブリッドCMOS AF III」と、リードスクリュータイプのSTMを搭載したEFレンズと組み合わせることで、より静かで快適な撮影が可能。オートとマニュアル（64段階）の2種類の録音レベルを設定できるステレオマイクを内蔵した。

機能面では、Wi-Fi対応の無線LAN機能を内蔵し、撮影・再生および写真などのデータ共有がワイヤレスで可能。NFCにも対応する。また、同社のメディアストレージ「Connect Station CS100（6月発売予定）」に本機をかざすことで、写真などの保存と整理も可能だ。

このほか、背面モニターは約104万ドットの3.0型タッチパネル液晶を搭載。動画撮影はフルHDに対応。記録メディアは、SD/SDHC/SDXCメモリーカード（UHS-I対応）をサポート。バッテリー寿命は、常温（23度）が約250枚、低温（0度）が約185枚。

本体サイズは110.9（幅）×68.0（高さ）×44.4（奥行）mm。重量は約366g（バッテリーとメモリーカード含む）。ボディカラーは、ブラックとホワイトの2色を用意する。

ラインアップとして、ボディ単体、標準ズームレンズ「EF-M18-55 IS STM」が付属したEF-M18-55 IS STMレンズキット、標準ズームレンズ「EF-M18-55mm F3.5-5.6 IS STM」と単焦点レンズ「EF-M22mm F2 STM」が付属したダブルレンズキット、標準ズームレンズ「EF-M18-55mm F3.5-5.6 IS STM」と望遠ズームレンズ「EF-M55-200mm F4.5-6.3 IS STM」が付属したダブルズームキットを用意する。

直販価格は、ボディ単体が61,344円、EF-M18-55 IS STMレンズキットが77,544円、ダブルレンズキットが92,664円、ダブルズームキットが104,544円。

現在開催中のセール・キャンペーンを見る

「カメラ」の現在開催中のセール・キャンペーンを見る