リジログ 2023

いいぞ 野球は

鞆グランドについて

2014-04-12 21:41:00 | Weblog

鞆に生まれ育ち今も鞆の子どもたちの野球にかかわっている方から、鞆グランドの歴史について今日の大会中に伺いました。

今から約50年前に遠浅の海を干拓してこの鉄鋼団地が作られたとのこと。今の田尻海岸のように遠浅の海は潮干狩りや海水浴などの遊び場に。埋めたて以降は数々の工場が立ち並ぶまさに鉄鋼団地となり、今のグランドができるこの場所には大きな工場があったという。

学童野球が鞆グランドを本拠地として使用するようになって何年かたった今から12年前、私も初めてチームの一員として鞆グランドでの公式戦に参加しました。そのころは、公式戦の日にはグランド内の東西の市道に、ずらーっとチーム関係者の車が路上駐車している状況で、それがかなりの間、あたりまえの状況が続いていました。土日であっても近隣の工場は稼動しており、運送のためのトラックも通行していたため、しばしばクレームが入る状況でした。そもそも市道は駐車禁止であり、再三のチームへの呼びかけにもなかなか路上駐車はなくならなない中、体育会やクラブチームに対して、これ以上守れなかったら学童大会の使用をさせない、ということになり、本部から各チームの乗り入れ台数の制限と車内へのチームネームの設置、そして臨時駐車場の確保など各チームや地元会社などへ具体的な協力依頼を申し出て、協力にご理解を得続けて数年かけながら、今のような「路上駐車が当たり前でない」状況になっています。

海側ネットの設置やBコートベンチの屋根などのハード面はここ数年整備は飛躍的に進んでいます。今年度にはトイレの新設も予定されています。よって、窮屈感は少しあるもののグランド内では思い切って公式戦の試合を各チームにしてもらえる環境は良くなっきています。一方で理事さんを中心とした運営面での改善も各チームのご協力をいただきながら進化しています。またこのことについてはいつかお伝えしたいと思います。

今日の大会中、海側の市道の幅ほぼいっぱいに輪になって座って試合を終えたあとのミーティングをするチームがありました。いつ車両が通行するかわからない状況でもあり、すぐさまグランド内に入るよう声をかけました。たまたま通行する車両がなかったからよかったものの、事故にならないまでも大きなクラクションを鳴らされていたかもしれません。グランドの外のことではありますが、まずは危険な状況を防ぐこと(事故やけがなどがあってはいけない)、近隣に迷惑をかけないという点を最優先に、試合後のミーティングはグランド内で行ってもらいたいです。

明日の大会以降、これまで行ってきたリジログでの試合経過の速報については当面見合わせ、結果のみを大会終了後にアップすることとします。

この日のために練習をつんできて、どんなにいい試合をしても、いいプレーをしても、防げるはずの事故やけががあればその結果も台無しになります。今日も各試合でいろんな結果がでて、悔しい思いをして試合後から練習にうちこんだチームもあれば、前回負けた相手に絶対勝つんだ!という気持ちでそのとおりに結果を出したチームもあります。鞆グランドはそういう場所であり、これからもそうなるようにしたいものです。

 

 

この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 4月9日(水)のつぶやき | TOP | 4月12日(土)のつぶやき »
最新の画像もっと見る