愛知HAPPY★あいちハッピー/榊せんせの君子生活

化学を修めた君子。電池、下水浄化、うがいと手洗い、石鹸やコスメの手作り、ハーブ、香りの化学。金欠病の克服、貧乏ライフ。

記憶力が良くなる薬品は意外にも身近なものだった

2016年07月03日 | aichi-happy理科実験2016
記憶力が良くなる薬品は意外にも身近なものだった。

http://wired.jp/2016/06/30/memory-drug/

ワイヤードによると、

動物実験で記憶力がアップする薬品として
メチレンブルーという薬がクローズアップされた報告がアメリカ専門誌になされた。

ワイヤードから引用すると。

「この研究は、今後のメチレンブルー研究の基盤を築くものです。老化、認知障害や認知症の治療、そのほか記憶力が必要とされる場面で役立つでしょう」とドゥオンは言う。研究結果は『Radiology』誌で発表されている。


ここまで。


メチレンブルーとは

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%83%81%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%83%96%E3%83%AB%E3%83%BC
酸化還元指示薬で、

滴定分析の時の色が変わる薬品として知られている。

また、観賞用の魚のための薬としても簡単に手に入る。


これをそのまま飲むのはお勧めしないが、


メチレンブルーという青い染料的な薬品を水で薄めて飲む日が

来るかもしれない。

青は化学薬品や毒の色のようなイメージで、
これまで食べる人はいなかっただろう。

合成薬品で、食物に含まれるものでもない。

これが、記憶力に効くのなら、

認知症や薬の副作用などで記憶力が落ちている方への治療薬になり得るかもしれない。


発見されたのは数十年以上前の薬品らしいが、

効果は今回初めて確認されたようだ。


頭がよくなるといういい効果だけであれば、いいが、
人工物だけに人体や脳への副作用を検証すべきだと思う。

それでも、夢のような魅力ある薬になる可能性があるのだと思う。

複雑な薬ではなく、また覚せい剤風な怪しげな薬でもないところに
見つかった価値がより高まると思う。


人体や脳と薬品の関係はまだまだ不思議だらけだ。

研究する人が増えることを望みます。



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