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国際救助隊

2014年10月15日 22時03分00秒 | Weblog
雨と火山ガス、捜索阻む=16日の再開検討―御嶽山噴火(時事通信) - goo ニュース


サンダーバードを幼い頃に見た。
最小限の武器を携行しても、
彼らは、完全な無政府主義で、あらゆる場所に出かけて救助する。

幼いながら、あの人形劇は凄さを伝えてくれた。

官僚機構に葬られつつある、小沢一郎氏は、
かなり、前から自衛隊の『サンダーバード化』を提案している。
同時に、軍事評論家の小川和久氏も、その提唱者。

自衛隊の国際救助隊化は、世界に誇れる日本国憲法の理念や理想に合致する。
危険地域であれば、
それは、その国の政府、又は、国際連合軍が、保護すればいい。

安倍総理の言う、「世界最高水準」の技術は、その為にこそフル活用するべきだろう。

さて、
御嶽山の救助活動。
9月27日のあの噴火から、もうすぐで一ヶ月。
あの時から、長野県の地域の古老は、
もうすぐ、雪が降る。救助を急がないと、、、と、
言っていた。

もちろん、それは、ワイドショーなどに出演する専門家?も、
言っていた。
確かに、再噴火の可能性はある。
何しろ、噴火が続いているのだから、
だから、二次災害の危険性も、、、、、、、、。

その中で、自衛隊が、高山病になったりした。
ただ、
思うのは、警視庁の山岳専門のレスキューが参加したのは、かなり後で。

ニホンには、山岳を専門の救助隊がいる。
もちろん、海外にも。
多くの支援やそういうプロが居る中で、
なぜか、今日の朝から、最大級の救助隊が、
しかし、天候で2時間で断念。

前にも言った。
世界の噴火の危険性のある活火山では、徹底的な噴火予測の為の、
最新の機材を、ふんだんな金を投資している。
だから、『人の命』を最大、最高のものとして、
それをまもることを多くの専門家が行っている。

しかし、安倍総理の言う、先進国で、民主主義国で、最先端の技術大国では、
それは、世界の中でも、底辺だった。
わけのわからない、仕分けの評論家のあれこれを批判するよりも、
国民の「生命と財産、なによりその元になる人権」を尊重するべく存在する政府を、
批判する人達があまりにも少ない。
そう、
噴火の予測が難しいのなら、なおさらに、
世界の最先端技術で、その難しい事に挑戦するべきだった。
だからこその、「世界最高水準の技術」と言える。

その政府は、
今日、最大の救助隊を派遣。
しかし、天候を理由とした救助活動の断念。

自然相手が難しいのは重々承知だ。
しかし、
なぜ、今日なのだろう????

もっと、早い段階でできなかったのか、、、、。

台風の予測も、気象庁とほぼ同じだった。
降雪も、地域の古老の意見もある。
山の天気が急変する、それもよくある当たり前の事。
だからこそ、と、つくづく思う。

多くの書き込みに、自衛隊員への感謝や労苦をねぎらう言葉が並ぶ。
それを、批判も否定もしない。
ただ、
自衛隊は、国際的には軍隊だ。
徹底した上命下服の規律を根幹とし、信仰的なものともしている、
そういう組織だ。
そこに、自らが選択し、ある種の覚悟を持って就職している。

そして、ボランティアの救助人よりも、経済的保証も確実にある。
感謝し、ねぎらうのは、大切だが、
重装備の戦車まで派遣しての訓練の様相があまりにも見え隠れする。
多くのニュース画像などから、感じた。

まるで、東北の大震災の時の、アメリカ軍のフォーメーションの様に、、、、
実際、放射能汚染の危険性をだれよりも早期に察知した、
米海軍原子力空母は、早々に退避した。

要は、もっと早い時期に、総動員できたのではないか???
専門家との交流で、しっかりとした山岳の知識や指導があったのか、、、??

どうしても、その疑問があふれ出る。

やはり、自衛隊は、米国の兵器の購入を中止し、
世界に誇れる日本国憲法の理念と理想を世界に知らせる、

『国際救助隊』

となることこそ、次の世代に「平和」をつなげることは、
難しいと、つくづく思う。

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