エネルギー市場調査会社エナジー・アスペクツによると、日本の石油需要は引き続き21年ぶり低水準に近く、6月は前年同月を日量18万バレル下回った。
同社のアナリストは顧客向けリポートで、日本の石油需要が6月は日量314万バレルで、1995年以来最低だった5月の313万バレルからごくわずかにしか上昇しなかったことを明らかにした。
需要後退には複数の要因があるが、その一つには円高進行が輸出業界への打撃となり、製造活動の抑制をもたらしていることがある。
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