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平成24年10月1日から著作権法が変わります

2012年10月04日 | 住民安全ネットワーク

ご無沙汰しています、新参者です。

改正著作権法の一部が、本日10月1日に施行されました。

今回の改正では違法ダウンロード行為に対する罰則(違法ダウンロード刑罰化)が加えられたほかに、DVDに用いられる「CSS」などの暗号型技術を回避して行う複製が違法(DVDリッピング規制)となりました。

難しい言葉が多いな、わたしや子どもには関係ないわー、なんて思われていませんか?

まず違法ダウンロード刑罰化についてですが、違法なインターネット配信から、販売または有料配信されている音楽や映像を、自らその事実を知りながら、著作権者に無断でダウンロードするような「違法ダウンロード」(録音・録画)が、新たに刑罰の対象となります。違法ダウンロード行為に対して、2年以下の懲役または200万円以下の罰金、あるいはその双方が科せられます。

もう一つDVDリッピング規制については、個人的に利用する目的であっても、コピー防止機能がついているDVDを自分のパソコンなどに取り込む行為(リッピング)は、新たに違法となり、このようなコピー防止機能を解除するプログラムなどを作成や譲渡などした場合が刑罰の対象となります。

身近な行為で考えてみると、、、 
違法な(作者に無断でアップロードされている)着うたサイトからの音楽のダウンロードであったり、 市販されている映画などのDVDを借り、CSSという暗号を用いてコピーされるのを防ぐ技術を回避する形で、自分のパソコンやスマホにコピーすると違法になるということです。

今回の著作権法改正に伴い文化庁では、違法ダウンロード刑罰化が決まった経緯や内容、適法なネット配信の見分け方などを解説するコンテンツ「違法ダウンロードの刑事罰化についてのQ&A」サイト上に掲載しています。

子ども向けの資料もございますので、親子で改正著作権法の一部(著作権)について話してみるのもよい機会ではないでしょうか。

文化庁:違法ダウンロードの刑事罰化についてのQ&A

閲覧ありがとうございました。