参加し始めて何年になるでしょうか・・・年に何回か講師をお招きして、都市計画の勉強会をしています。
自分たちのまちをどんなまちにしたいのか、していくべきか、国の動向や超高齢化社会を踏まえて学んだり、議論したりしています。
苦手な「都市計画法」、「線引き」、「地区計画」、「農業振興地域」・・・この勉強会でたくさん勉強させていただいています。ここで得た知識をもとに、わが市にあった都市計画を自分なりにこれからも考えていきます。
「都市計画って何だろう」と、講座を受け始めた時は思いましたが、さまざまな施策の原点であり、たくさんのエキスがふくまれていて、市民が住みたいまちの姿を描くのが「都市計画」だと思うようになりました。
講座の終盤には、毎回、各自治体の抱えているテーマを持ち寄り、講師の先生にアドバイスを頂きながら議論します。私は、この日は「愛西市の企業誘致」を課題として出しました。昨日の市長の答弁(企業誘致は都市計画の産業ゾーンにこだわらず、どこでもできるところに・・・)がとっても気になっており、すっきりしない気持ちでいたからです。
講師にいろいろアドバイスを頂く中で、市として自主性をしっかりと持つこと、市として作った他の計画との整合性を見くことが大切だと思いました。そうしなければ、今まで作った計画はいったい何だったんだということになってしまいますし、職員も今まではいったい何だったんだと働く意欲をなくしてしまうと思いました。
企業誘致は大切なことです。
そのうえで、「市としてのお得度」、「立地後の影響」など、「ほんとにこれでいいか?市民はしあわせになれるか?」を議員としてしっかりとみながら進めていかねばならないと思いました。