保安院、高濃度汚染水「流出停止後の漏洩認められず」
経済産業省原子力安全・保安院は6日午後6時20分過ぎの記者会見で、福島第1原子力発電所の2号機取水口付近からの高レベル放射性物質を含む汚染水の流出が同日早朝に停止したことに関連して「その後の漏洩(ろうえい)は認められておらず、タービン建屋内の水位も上昇していないと確認した」と明らかにした。
同日午前の会見では「別の箇所での噴出がないか引き続き調査が必要で、(流出があった)ピット(立て坑)とつながっているであろうトレンチ(坑道)や建屋の水位の上昇も十分あり得る」との認識を示していた。〔日経QUICKニュース〕