スカジャンの本家は東洋エンタープライズだった。|埼玉大宮亜洲’S

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Japan Jacket…この書名には意味があります。

スーベニア(souvenirおみやげ)、エンブロイダー(embroider刺繍)、ジャパン(Japan日本) 、スカ(横須賀)ジャン。いずれも同義語とされ、スカジャンを指す言葉として長く使われてきました。
第二次大戦後、多くの進駐軍の兵士が日本に上陸し、貧しかった日本の人たちが「和風なもの」として兵士に売り始めたジャケット、それが「おみやげ、刺繍、日本発、横須賀で多く見られる」を語源としたジャケットネームに繋がっていきます。

上の図書、「テーラー東洋 JAPAN JACKET BOOK」によると、駐屯する兵士が母国(米国)へのおみやげとして和風のもの(着物、帯、雛人形など)を買い漁る中で、三菱財閥系商社「港商」(財閥解体後、社員が再興した生地繊維貿易商社)が考案したのが原型。

物資統制で綿が使えない為、規制されないアセテートacetateに目をつけ、兵士に馴染み深いベースボールジャケット様でデザインし、桐生、足利の職人に刺繍を入れさせて、シルクのような光沢で豪華な刺繍が入ったアセテートサテンのJKTが完成するのです。
その後、数々の改良のお陰で、ジッパー、中綿とキルティング技術も発展を遂げました。

日本の技術と工夫が凝縮された、戦後復興を明るく照らすようなこの成功秘話は意外と知られていないかもしれません。
リバーシブル、刺繍、光沢のあるアセテートサテン、これらのパターン、デザインは、今では世界のコレクションでも注目を浴びるファッションに育っています。
(ルイ・ヴィトン、ヴァレンティノ、サンローラン、グッチら)

そのoriginが「テーラー東洋」であることを、覚えておいて下さい。
詳細は上述のbookでお勉強できます。
テーラー東洋 JAPAN JACKET BOOK
8,424円(本体価格:7,800円 + 消費税:624円)

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> スカジャン 東洋エンタープライズ

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