ドコモが子ども用スマホ発売へ、LTE利用は月2980円

ドコモが子ども用スマホ発売へ、LTE利用は月2980円
1月10日、NTTドコモが、子ども向けスマートフォンを開発したと発表。写真は同社のロゴ。昨年5月撮影(2013年 ロイター/Issei Kato)
[東京 10日 ロイター] NTTドコモ<9437.T>は10日、子ども向けスマートフォン(高機能携帯電話=スマホ)を開発したと発表した。シャープ<6753.T>製の「スマートフォン・フォー・ジュニア」で、今年2月上旬から全国のドコモショップで販売する。
端末の実質価格は1万円台半ばを想定。専用の高速通信「LTE」の料金体系として、月額2980円でデータを提供する。通常のLTEの月額5985円の半額程度になるが、1カ月のデータ利用料が500メガバイト(MB)を超えた場合は速度を制限する。1日当たり、写真付きメール5通・インターネット閲覧20分程度の利用がめど。
トラブル防止に電話・メールの相手の制限機能や、有害サイトへのアクセス制限、アプリのダウンロード制限のほか、使い過ぎ防止に利用時間も制限できる。防犯ブザーの機能も付与。ドコモは小学校低学年向けに「キッズケータイ」を販売しているが、今回はのターゲットは小学校高学年―中学校低学年を想定。年間の販売台数は30万台程度を目指す。キッズケータイは2006年3月から販売しているロングセラー商品で、2011年9月以降の2機種で累計60万台弱を販売した。

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