衆議院 公認予定候補者 大谷 啓 OKブログ

「国家・国民のため、戦う政治家であり続けたい!」

政策より政局のマスコミ

2012年10月20日 | Weblog
小沢代表を含めた国民の生活が第一の「脱原発視察団(団長:牧義夫幹事長代行)」がドイツを訪問しています。
ドイツは、2022年までに国内の全ての原発を閉鎖することを政府・国会が決定しており、その決定に至るまでの議論の経緯、再生可能エネルギーの拡大施策、エネルギーの地産地消の実態などを調査するのが目的。
この調査結果を踏まえ、日本国内での原発ゼロに向け、より具体的な政策を策定し、国民に訴えていきたいと考えています。
政府与党の原発ゼロに向けた動きが、原子力ムラからの圧力で、鈍くなっているのが明らかな今、このような海外の先進事例を直接調査することは大変意義のあることだと思うのですが、残念ながらマスコミでは大きく取り上げられておりません。
ニコニコ動画など、インターネットでは生レポートが放送されているものの、ほとんど国民に知らされていないのです。

ところが、本日は、小沢代表がドイツで記者と懇談し、臨時国会で内閣不信任案可決の公算が大きくなり、民主党内で野田総理の退陣論が強まるとの見方を明らかにしたとか、解散を巡っては平成25年度予算案の審議が勝負になってくるとして、解散は年明け以降になるとの見通しを表明したとか、各紙、各テレビが一斉に報じています。
せっかくドイツにまで同行している記者が、その本来の目的である原発ゼロに向けた視察の内容は一切報じず、政局的なコメントはこぞって流してしまう。
いくら私たちが野党の立場とはいえ、あまりにおかしいと思いませんか?
普段は、私たちに対し、政策より政局ありきだなどと誤った批判をしているマスコミ自身が、政策より政局なのです。

地元を回っていると、「党としての発信が足りない。離党した理由や、新しい政策をもっと発信すべき。」とか、「小沢代表がもっと自分の理念を国民に訴えるべき。」などのご意見・ご批判を多く頂きます。
実際には代表も含め、これからの政策や、あるべき政治の姿など、積極的に発信はしているのですが、それらは全く報じられない。
マスコミは本来権力者の御用機関ではないのですから、与野党問わず、訴えている政策を国民の知らしめるのが、大きな仕事と思うのですが。。。
特に次の総選挙は、日本の将来を占う大事な決戦となるのですから、これからマスコミこそ、政局より政策重視になってもらわなければ困ります。

とはいえ、そんなこと言ってもマスコミの体質が変わるわけないでしょうねぇ。
結局、私たち議員が、そしてそれを支持する人たちが、地元で地道に、あるいはインターネットなどを通じて、より積極的に発信していくしか、日本の構造を変える方法はないのでしょう。
少し愚痴っぽくなりましたが、もう一度気を引き締めて、頑張ってまいりたいと思います。



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