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該当結果100件以下
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焦点
文化審「機械学習」考え方 AI「ただ乗り」横行、懸念
2024/3/1 02:00 2840文字急速に広がる生成AI(人工知能)を巡り、文化審議会小委員会が示した「考え方」は、AIがウェブ上のデータを取り込む「機械学習」に著作権者の許諾は原則不要としつつ…
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生成AIの「機械学習」 「クリエーターの利益侵害」懸念拭えず
2024/2/29 19:38深掘り 1593文字急速に広がる生成AI(人工知能)を巡り、文化審議会小委員会は、AIがウェブ上のデータを取り込む「機械学習」に著作権者の許諾は要らないとする考え方を維持しつつ、…
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美術
オチ・オサム展(福岡市美術館) 前衛集団「九州派」の中核
2024/2/9 05:10 1833文字<金曜カルチャー 西部発 文化&芸能> 1950年代から60年代にかけて活動し、近年、全国的に再評価が進む福岡発の前衛美術集団「九州派」。最年少の中心メンバー…
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ART
新解釈、輝き増す収蔵品 現代美術4人が表現 兵庫・芦屋市立美術博物館
2024/1/15 13:12 1796文字美術館の根幹をなすものでありながら、普段はあまり注目されない各館の収蔵品に改めて光を当てる試みが、近年、広がりを見せている。兵庫県の芦屋市立美術博物館で開催中…
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生成AI
機械学習「歯止め」提示 生成AI、文化庁考え方案 「享受目的」著作権侵害も
2023/12/21 02:00 2391文字文化庁は20日、著作権者に許諾を得ることなく、AI(人工知能)が絵や文章を機械学習できるとした著作権法について、特定作品を出力する目的の学習などは対象外になる…
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世界的名作の特別展だけではない 美術館の重要なミッションとは
2023/12/15 18:02 2611文字マティスやモネの名品展に、ルーブルやテートなど世界的美術館の巡回展――。海外からやってきた有名な作品を見ようと美術館には大勢の人が詰めかける。日本では「特別展…
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ART
驚異の「あたりまえ」を回顧 「6日で1000点」の全容 堀尾貞治展 神戸
2023/12/4 13:02 1649文字色がリズミカルにちらばり、墨が力強く走る。破れがあり、焦げ目もある。かと思えば、鉛筆の線が繊細な表情を見せる。展示室の壁や床に所狭しと並べられた絵画は、全部で…
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こころの書
上達への一歩=仲田史 /東京
2023/11/30 02:01 1112文字◇変体仮名の意味 昨秋、私の師であり祖父である仲田幹一(光成)の記念館(兵庫県豊岡市)で講演しました。当日、多くの町の方々にお集まりいただきましたが、皆さん普…
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講演や対談など10回分の記録、一冊に 元永定正しのぶ「くれない忌」
2023/11/6 13:16 1160文字2011年に88歳で亡くなった現代美術家・元永定正=写真<上>=をしのび、ゆかりの人々が命日の10月3日に開催してきた「くれない忌」。最終回となった昨年まで1…
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展覧会 ABSTRACTION 抽象絵画の覚醒と展開 革新生む道のりも丁寧に=評・平林由梨
2023/6/26 13:05 765文字この約10年、特に抽象絵画の収集に力を注いできたアーティゾン美術館(東京・京橋)が、その成果を惜しみなく活用した展覧会を企画した。20世紀初頭にパリで芽ばえ、…
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身近で開かれた場所に 鳥取県立美術館館長就任へ 尾崎氏が抱負 /鳥取
2023/5/24 05:08 675文字2025年春に開館予定の鳥取県立美術館(同県倉吉市)の初代館長に就任する県教委美術振興監の尾崎信一郎氏(61)が23日、県庁で記者会見し、「継続性をもって開館…
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「具体」発祥の地で精神の自由継承 70年万博参加も抱いた抵抗感 兵庫・芦屋でシンポ
2023/4/10 13:00 1371文字1970年大阪万博前後の時期について、前衛美術や具体美術協会(具体)の動きを再検証する催しが3月、兵庫県芦屋市で開かれた。具体発祥の地で「精神が自由であること…
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「限らない世界」を限りなく 新著刊行の元「具体」メンバー、今井祝雄さん 創作の軌跡 継続するアート
2023/3/4 15:34 1580文字年始にかけて、ゆかりの地、大阪・中之島で大回顧展が開かれた戦後の前衛芸術家集団「具体美術協会」。その最年少メンバーだった今井祝雄(のりお)さんが、60年に迫ら…
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展覧会 時を超えるイヴ・クラインの想像力-不確かさと非物質的なるもの 空舞った天才、多面体の魅力
2023/2/8 15:23 969文字(金沢21世紀美術館・3月5日まで) 1962年に34歳で早世したイヴ・クラインが示した可能性の数々を現代によみがえらせる、野心的な展覧会だ。形も大きさも異な…
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今週の本棚
飯島洋一・評 『ネオ・ダダの逆説 反芸術と芸術』=菅章・著
2023/1/21 02:00 1384文字(みすず書房・6050円) ◇「反社会性」と「社会性」境目はどこに 敗戦から5年余、1950年代に実験工房や具体美術協会など前衛美術が活発化した。芸術の聖地は…
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美術
回顧展「横尾龍彦 瞑想の彼方」(北九州市立美術館・本館) 移ろう画風、貫く神秘
2023/1/14 05:47 1676文字<土曜カルチャー> ドイツを拠点に活躍した福岡県出身の画家、横尾龍彦(1928~2015年)の画業に光を当てる大規模回顧展「横尾龍彦――瞑想(めいそう)の彼方…
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関西の芸術、この1年 音楽/美術
2022/12/28 15:44 1619文字◆音楽 ◇海外オケ続々、歓声再び 2022年は関西の音楽シーンに新たな風が吹いた。大阪交響楽団は4月、常任指揮者に山下一史(かずふみ)、ミュージックパートナー…
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展覧会 Back to 1972 50年前の現代美術へ 若々しく多彩な館の「原点」
2022/12/7 15:34 973文字(西宮市大谷記念美術館・11日まで) 周年展にはそれまでの美術館の活動をふり返る、あるいはその館のコレクションの柱となる作家や作品を特集するなどさまざまな切り…
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創作の原点
美術家 松谷武判さん 「誰もやらないこと」を貫く
2022/12/4 02:00 1569文字◇松谷武判(まつたに・たけさだ)さん 10月下旬、大阪中之島美術館で、パリ在住の美術家、松谷武判さん(85)によるパフォーマンスが行われた。床に敷かれた長さ1…
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ぶんかのミカタ
詩人、竹中郁をめぐる物語/下 敗戦で潰えたモダニズム=詩人・批評家 京谷裕彰
2022/11/26 15:12 2435文字竹中郁さんのことは、近年、美術界で話題になる機会がふえています。関西学院(現関西学院大)時代に美術クラブ「弦月会」で一緒だった吉原治良(じろう)さんが興した具…