ズームコンデジの鉄板機がリニューアル。ソニー「RX100 III」

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ズームコンデジの鉄板機がリニューアル。ソニー「RX100 III」

ファインダーまでポップアップ式なんだ!

画像の綺麗さとボディの軽さ小ささ、ほどよいお値段でヒット。コンデジのベンチマーク機とも言えたRX100シリーズがリニューアルしました。

新しく登場したこの参号機、「RX100 III」(DSC-RX100M3)も売れまくりそうな気がしてなりません。

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センサーサイズはDSC-RX100M2と同じ1インチで、画素数は約2,090万画素のまま(有効画素数は約2,020万画素→約2,010万画素とダウン)。同じ1.0型裏面照射型Exmor R CMOSセンサーが使われていると見ていいでしょう。

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ズームは28~100mmから24~70mmと、広角よりにシフトしました。全画素超解像技術により画質劣化を抑えながらの139mm相当ズームも可能です。レンズの明るさはF1.8~F2.8。1インチセンサーでこの明るさのレンズが常用できるのかー。

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画像エンジンはBIONZからBIONZ Xにアップデートしましたが、プレスリリースの内容を見るに、DSC-RX100M2と同じようです(共にDSC-RX100と比べて1段ぶんのノイズ改善を実現)。ISO感度160~12,800、ノイズ低減効果のあるマルチショットNR使用時はISO25,600まで設定可能。

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ニューモデルのチャームポイントはやはりポップアップ式のファインダーでしょう。有機ELを採用した0.39インチOLEDで、解像度は144万ドットです。

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あとは動画撮影機能ですね。XAVC Sフォーマットであれば、フルHD/60fps/50Mbpsのクオリティで撮影できます。これ1台で、ブルーレイ級ならグレイトな画質の動画が撮れるんです。また5軸方向のブレを検出・補正するインテリジェントアクティブモードも搭載。動画時の手ブレを大幅に軽減してくれます。

もちろんWi-FiやNFCといった機能も搭載。スマートフォンとの相性は相当高いものとみましたよ。

source: ソニー

(武者良太)