イオン、格安スマホ第2弾 端末代込みで月額1,980円 コンビニでも販売

イオンスマホ

イオンは、通話・通信基本料金と本体代金を合わせて、月額1,980円(税別)で利用できる「イオンスマホ」第2弾を7月4日から発売する。全国のイオンとミニストップの447店舗で扱う。

端末代を月額630円、通信代を月額1,350円に抑える

4月に8,000台で限定発売した第1弾のイオンスマホは、日本通信「b-mobile」とGoogle・LGの「Nexus 4」の組み合わせだったが、約1カ月で完売。第2弾は価格のほかに通信速度を充実させ、動画も快適に閲覧できるようにしたという。

端末は5インチのディスプレイ、クアッドコアCPU、Android 4.4を搭載する3Gスマホ「geanee FXC-5A」。ジェネシスホールディングスの独自ブランドとなる。LTEには非対応だが、FOMAプラスエリアは利用できる。端末代は、24回払いなら月額630円(税別)に設定されている(24回払いはイオンカード支払限定)。

通信・通話は「BIGLOBE LTE・3G 音声通話スタートプラン」

通話・通信は月額1,350円(税別)の「BIGLOBE LTE・3G 音声通話スタートプラン」を採用。別途、通話料は30秒につき20円かかる。前述のとおりイオンスマホではLTE非対応となるが、ドコモのFOMAプラスエリアに対応し、通信速度は月間1GBまで下り最大14Mbpsに対応する。

月間1GB超過あるいは直近3日間で120MBを超えた場合、128kbpsに速度制限される。端末代金さえ払えば、2年以内に中途解約しても解約金は発生しない。また、MNPにも対応している。

このほか初心者向けオプションとして、月額250円の「イオンスマホ安心保証」、月額300円の「イオンスマホ電話サポート」、月額150円「イオンスマホセキュリティ」を用意する。これら3点セットを「イオンスマホ安心パック」として、月額500円で提供する。

イオンスマホ

今回、端末代込みで月額2,000円を切る価格はインパクト大。一般的なキャリアのスマホ料金を月額7,000円程度とするなら、年間で約6万円も家計負担を軽減すると謳い、手厚い販売網やサポートオプションまで擁する。

スマホは持ちたいが高い料金が気になるというユーザーを動かすプランとして、大きな可能性を秘めているといえそうだ。