okkyの日記: 篠房六郎先生の「フリクションボール」の使い方に感心 4
日記 by
okky
「すごい文房具」CiRCUS 11月号増刊 という雑誌がある。文房具はみていて面白いので思わず買ったのだが、p.105に 篠房六郎先生の記事が。
読んで感心してしまった。
漫画の「下描き」をフリクションボールで描く、と言う話。
フリクションボールは摩擦熱で色が消えると言うボールペン。
ペン入れが終わったら、ドライヤーでガーーーーーっと暖める+乾燥させると、フリクションボールで描いたものが透明になる。その後ベタ指定とかもフリクションボールで描いて、塗り終わったら再びガーーー。
なるほど。下描きの段階で著しい失敗が少ない + もう大失敗したら原稿を切り貼りしたほうが早い、プロならではの発想。
こんなのも見つけた:
http://togetter.com/li/56853
.
いや、私自身は漫画は描かないんですが、ドライヤーで加熱すると一気に消えてくれるなら、他にもいろいろ使い道がありそうだ。ちょっと考えてみよう。
鉛筆の「色」としてフリクションなインクをトナー状にしたものを使うと、「消しゴムをかけなくても消える鉛筆」とかにもなるよね。
その頃… (スコア:1)
そのころ漫画家 平野耕太はフリクションボールをペン入れに使いハマっていた…。
http://togetter.com/li/57258 [togetter.com]
Re:その頃… (スコア:1)
何故にペン入れ…「消える」画材でペン入れしちゃだめでしょう。
篠房六郎先生のアイコンが「お前、何やってんだ…」みたいな表情で、あまりにもぴったりで吹いてしまった。
fjの教祖様
Re:その頃… (スコア:1)
実のところ、「消える」画材でペン入れしたくなる気持ちはわからなくもない。ペン入れ後消したいところとか出るし。
商業誌はともかく同人誌だと鉛筆&スキャンからコンピュータ上で仕上げて印刷みたいな例もあるし。
私自身は長年消しゴムかけても残る線(筆圧が強い&)に悩んだ挙句、
知人からライトボックスでトレスする要領でペン入れという話を聞いてここ数年そうしてた。
で、今夏からComicStudio 4.0入れたので下書→ペン入れ→仕上げまでPC上でするように移っている処。
Re:その頃… (スコア:1)
と、書き忘れた。
でもまぁ篠房流にする気なら「ペン入れ」したつもりの原稿に
もう一回普通にペン入れしてフリクションボールの線をドライヤーで消せば原稿無駄にならずに復活できるんじゃないかとも思ってみたり。
…あー、でも篠房流は「薄い色」って書いてるな…薄い色じゃないと消えきらずに残るのかな?