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12月28日アメリカの社会学者ルース・ベネディクトの日本人論「菊と刀」出版(1948)

2012-12-28 | Weblog

ルース・ベネディクトの『菊と刀』(The Chrysanthemum and the Sword)は、日本文化を説明した文化人類学の著作である。『菊と刀』は、ベネディクトの戦時中の調査研究をもとに1946年に出版された。ベネディクトは、フランツ・ボアズより教わった急進的な文化相対主義の概念を日本文化に適用するべく、恩や義理などといった日本文化『固有』の価値を分析した。
倉智恒夫によれば、『菊と刀』の認識パターンは、フランス人のルイ・カザミヤンによるイギリス論、『イギリス魂-その歴史的風貌』(1927年、現代教養文庫)と共通するものがあるという。なおカザミヤンについては島田謹二の研究(白水社)がある。ほかに訳書は『大英国』(白水社)、『近代英国』(創文社)がある。
ベネディクトは、日本を訪れたことはなかったが、日本に関する文献の熟読と日系移民との交流を通じて、日本文化の解明を試みた。『菊と刀』はアメリカ文化人類学史上最初の日本文化論である。
『菊と刀』は日本文化の価値体系の独自性を強調する。しかし、懐疑する傾向も見られる。すなわち日本文化が西洋文化とは対極の位置に置かれていることに、批判の目が向けられている。また、日本の文化を外的な批判を意識する「恥の文化」と決め付け、欧米の文化を内的な良心を意識する「罪の文化」と定義したことへの批判もある。
ただ、ベネディクトは教え子たちに「『菊と刀』はあまり読まないように。」と言ったとも伝わる。
なお左翼の日本文化研究家、ダグラス・ラミスは、『菊と刀』には、未開民族を見るようなまなざしがあるとして批判している(『内なる外国』)。一方、作家のポリー・プラットは、著書「フランス人 この奇妙な人たち」の日本語版への序文において、「菊と刀」により日本の文化のすばらしさを知ったと述べている。
ところが最近に至ってそのような否定的見解を根底から覆し、非常に高い評価を与える発言が現れた。それによると、ベネディクトは『文化の型』で提出し『菊と刀』で発展させた説において、人間の集団が一定の意思を持つこと、そして集団の意思は誰にも意識されないがその集団を構成する個人の意思を超越するものであることを説いたのである。「日本語参考文献」の項にある森貞彦の著書の最後のものにそれがある。

http://ja.wikipedia.org/wiki/菊と刀

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誕生:石原裕次郎(俳優1934) 渡哲也(俳優1941) 藤波辰巳(プロレスラー1953) 
   藤山直美(女優1958) 山口香(元柔道選手1964) 
   トータス松本[ウルフルズ](1966) 雨宮塔子(アナウンサー1970)
   富永美樹(アナウンサー1970)

誕生花:ざくろ(花) (Pomegranate)     花言葉:円熟の美


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