2015-10-19 18:08:00

列聖:聖ルイ・マルタンと聖ゼリー・ゲラン夫妻


聖ルイ・マルタン(信徒、フランス1823-1894)と聖ゼリー・ゲラン(信徒、フランス1831-1877)夫妻

ルイ・マルタンは、ボルドーに生まれた。信仰と祈りの人であった彼は、修道者になることを目指したが、ラテン語ができないためにそれを諦め、時計職人となった。

ゼリー・ゲランは、サン・ドニ・シュール・サルトンの近くガンドランの生まれ。彼女もまた、修道生活への望みを持っていたが、アランソンの修道会への入会を希望するも、長上の判断から許可されなかったため、優秀なレース職人として自立し、工房を持つようになった。

二人は摂理的に出会い、1858年にアランソンで結婚した。夫妻の間には9人の子どもが生まれ、そのうち4人は幼いうちに亡くなった。子どもを失う悲しみや試練も、彼らの信仰を弱めることはなく、夫妻は毎日のミサと聖母への信心に深く支えられていた。

彼らの5人の娘はそれぞれが修道女となり、一番末の娘は、幼いイエスの聖テレジア(リジューの聖テレーズ、おとめ・教会博士)として知られている。

また、聖母訪問会に入会し、フランソワーズ・テレーズ修道女となった三女レオニーも、今年7月に、列福調査が開始された。

人々の必要に気を配り、貧しい人々に寛大で、宣教精神をもって教会活動に協力していたマルタン夫妻は、夫婦と、キリスト教的家庭の愛の模範である。

 








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