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ウィンブルドン、マレー2度目の優勝、映画『アレキサンダー』

2016-07-13 01:39:59 | 感想

ウィンブルドンはマレーの優勝で幕を閉じた。

全仏オープンから、雨にたたられたかのうようなヨーロッパシリーズだった。

祭の後のようだ。

準優勝のラオニッチは果敢にネットダッシュを繰り返し、最後まで積極的だった。

素晴らしくレベルが上がっている。

身体を痛めたフェデラーは残念だった。フェデラーに逆転負けしたチリッチも迫力があった。

錦織が万全だったとして、ラオニッチやチリッチに勝てるのだろうか?

そんな気がした。

マレーは、なおいっそう強力だった。

こうなったら、全米もマレー優勝で、年末には、念願のランキング1位をとってもらいたい。

というわけで、錦織は、オリンピックでメダルを期待。

映画『アレキサンダー』(オリバー・ストーン監督)

は、特別おもしろいものではないのだけれど、

主演のコリン・ファレルは、傑作『フォーン・ブース』(3回観たけど、観るたびに面白い。あ、観るたびに面白いといえば、実は、『フォレスト・ガンプ』がそんな感じで、かなり好きな映画だ)でいい味出していた。忘れられない微妙に困ったような顔の俳優だ。

アレキサンダー大王の、あの古代の戦闘が、具体的な映像として目に浮かんで、よかった。

ガウガメラの戦いとか、戦車ならぬ戦象との戦いや、陣形など、リアリティーがあってよかった。

古代についての読書の大いなるヘルプとなる。

アレキサンダー大王に興味のある人は観るべきだろう。

アンソニー・ホプキンスも普通にいい味だしているし、

何より、アンジェリーナ・ジョリーの怪演! 存在感あり過ぎで、もはやミスキャストだろう。


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