ヘルシンキ空港、シェンゲンエリア入国審査に日本人向け自動化ゲート導入

ヘルシンキ空港、シェンゲンエリア入国審査に日本人向け自動化ゲート導入

ニュース画像 1枚目:ヘルシンキ空港のシェンゲンエリア出国手続き
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ヘルシンキ空港のシェンゲンエリア出国手続き

ヘルシンキ・ヴァンター空港は2015年1月15日から、日本人の空港利用者を対象に、入国審査の自動化ゲートを試験導入します。ヨーロッパ各国に先駆けて導入するもので、これによりシェンゲン協定を締結、加盟する26カ国への入出国がスムーズになります。

対象は、2006年3月20日から発行している日本のICパスポートを保有している方です。冊子中央にICチップ、通信を行うアンテナを格納したカードが組み込まれているバイオメトリック・パスポートが対象です。

ヘルシンキ空港では2012年、出国審査で日本人利用者向けに自動化ゲートを先行導入しています。このため、出入国あわせて入国審査に必要な時間が大幅に短縮され、スムーズなヨーロッパのシェンゲンエリアへの入出国ができるようになります。

ヘルシンキ空港には現在、フィンエアーが成田、名古屋、関西発着で就航しているほか、日本航空(JAL)も成田発着で運航しています。

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